ストレスと聞くと、一般的にはいやなことやつらいことをなどのイメージがあると思います。
ご自分で明らかに怒りや悲しみなどの感情を認識できている場合は、あまりからだには影響を及ぼしません。からだに悪影響を及ぼすストレスは、普段、自分では認識していない潜在的ストレス感情がほとんどです。
たとえ話でぬるま湯につかったカエルの話があります。
カエルを熱いお湯に入れるとびっくりして飛び出しますが、水からゆっくり沸かしていくと、熱くなるのに気付かずに逃げるきっかけを失い、最後にはゆで死んでしまうという話です。
それと同じように、熱いお湯である「急性ストレス」は認識しやすいので一時的な影響しか与えませんが、ぬるま湯的な「慢性ストレス」は認識しがたくじわじわとからだに悪影響を及ぼしていくという潜在的な危険性をはらんでいます。
仕事上の失敗や新たに生じた不満などは、はっきり自覚している「急性ストレス」です。自覚出来ない程度の軽い精神的疲れや責任の重さなどは、長い時間をかけて静かにたまっていく潜在的な「慢性ストレス」です。このような自覚できない慢性ストレスの方が、からだに様々な影響を及ぼすのです。
次回に続く。
山中英司
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このコラムの執筆専門家
- 山中 英司
- (カイロプラクター)
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「体は心の鏡」 体の解放は、心の解放からはじまります
臨床を通して痛感することは、体は心の鏡のような存在だということ。様々な症状の裏には、もう一人の自分からのメッセージが隠されています。カラダを診るプロフェッショナルとして、クライアントの心とも真剣に向き合うことを信条にしています。
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