カナダ留学：高校も短期大学研修もESLはほぼ日本人だらけです、助けて下さい！

タイトルに書いた悲鳴が聞こえて来ます。

直接の相談も、入ってくる情報も、ネットの留学相談も。

「折角親が高い学費を出してくれて留学したら、ESLのクラスは日本人だらけ。何をしに来たのかわからない。」

「高校留学したら、予想を越えた日本人の多さにショック。しかも、やる気のない日本人だらけで、巻き込まれそうで嫌です。」

「カナダの友達を作りたくて高校留学したのに、日本人の輪に入らざるを得ず、日本語ばかり話してしまいます。」

「周りの日本人留学生は、日本人だけでつるみ、ESLの授業中もずっと日本語で話しています。その子達を避けたいですが難しいです。」

「日本人留学生が多すぎで、英語を話す機会がありません。」

続々入って来る悲鳴です。

あの。。。

あなたもその「日本人留学生」の一人ですよね。

周りにいる「多すぎる日本人たち」もあなたの事を同じように思っているかも知れませんよ。

と、辛口を一言述べた後、一体カナダで何が起こっているかを分析してみました。

受入高校は授業料さえもらえば誰でもOKというのがカナダの高校留学。

大学も契約のある日本の大学からの短期研修生は、とりあえずESLレベルの一番低いのを用意してそこに入れる。

大きな授業料収入になりますので「あの。。日本の大学生は英語レベルが低すぎるので入れません。」とは口が裂けても言いません。

で。

どどっと英語の出来ない日本の高校生と大学生がカナダに雪崩のように送られます。

行きつく先は？

もちろん、大学では前述の特別レベルの低いESLクラス。

他国からの留学生は、さすがにそんなに低レベルではありませんので、クラスで一緒になるのは日本人だけという結果に。

高校も、日本からの高校生は他国からの留学生と比べても英語レベルが悲惨なほど低いので、もちろん通常の授業など無理。

一番低いESLに押し込まれてみると、いるわいるわ日本人。

カナダのどの高校も下の方のESLクラスは日本人が占拠していると思います。

そして、笑えることに、そのESLに押し込まれた日本人が文句を言ってます。

「日本人多すぎ！」「こんな環境にいたくない！」

挙げ句の果てには「高校を変わって日本人の少ないところに行きたい、助けて下さい。」相談となります。

OK.

ちょこっと立ち止まって考えてみましょう。

大学の短期研修でも、高校でも、日本人だらけのクラスは英語レベルが最悪のESLクラスですよね。

なぜ、あなたもそこにいますか？

あなたのレベルも同じということですよね。

カナダの大学や高校が、あなたに特別な嫌がらせをしていない限りは。

（ま、そんなことは確率から言っても非常に低いと思いますが。）

つまり、あなたも他のワサワサいる日本人と同じ低いレベルだと言うこと。

正直、カナダ留学するべきレベルではなかったということ。

そこから再スタートしましょう。

学校を変わっても、学区を変えても、州を変えても、どこに行っても英語の出来ない日本人がいっぱいいるのがカナダです。

だって「カナダは英語が出来なくても誰でも入れてくれますよ〜」とエージェントがあなたの耳元で囁きませんでしたか？

あなたもそれに釣られてカナダに来たんですよね。

英語エッセイもクリティカルシンキング特訓も、何もせずに「わぁ〜い、カナダ留学ぅ〜〜。白人の友達作りたい！」とやって来ただけですか？

それじゃぁ、ゾロゾロいる他の日本人と全く一緒です。

文句言うこと自体おかしいと思いませんか？

OK.

ここまで理解出来ました？　Good.

じゃ、解決法は？

めちゃくちゃいる英語の出来ない日本人と同じに扱われないためには、どうしたらいい？

英語レベルを上げること。

簡単！

特に、カナダのGrade9までが習得するエッセイスキルを必死で特訓すること。

エッセイと言っても、日本の塾がやっているようにフレーズに一般的な考えを当てはめるものではないですよ。

自分の目から見た社会を客観的に分析し、単純明快に自分の考えを述べる、これがエッセイ。

あなたに出来ますか？

しかも、かなり正確な文法で書かないと、英語レベルの低い日本人が書くエッセイもどきは一体何が言いたいかさっぱりわからないものになります。

だらだらと初歩的な文法ミスだらけで、カナダなら小学生でも書かないような幼い考えを日本語から直接英語に置き換えているだけ。

それじゃぁ、ESLの最低クラスでも文句は言えません。

カナダの先生たちは「なんで日本人は英語のエッセイが書けないんだ？」と不思議で、しかもそんな初歩から教えることも出来ず、適当に「はい、この動詞を過去形に直して」レベルの授業しか出来ないことになります。

カナダのGrade9が書くレベルのエッセイを、論理的に簡潔に正しい文法で書けるなら、仮にESLだとしても日本人がゾロゾロ入ってくるレベルからはかなり上に入れます。

高校の場合は、いきなりEN10も不可能ではないです。

そこには？！

日本人なんていませんよ、そんなレベルの高い日本人留学生は稀ですから。

ほら、留学に一番大切な勉強もせずにやって来たツケがいかに大きいかわかりましたか？

さぁ、どうしましょうか？

選択肢は3つに1つ。

１．1年間レベルの低い日本人とつるむカナダ生活を送りますか？

２．「もう嫌だ」と帰国しますか？

３．英語エッセイの基本から特訓を受けますか？　しんどいですよ、時間も労力もうんとかかります。　大丈夫ですか？

このまま泣く泣く諦めるなんて出来ない！と思った自己動機のあるあなた。

相談して下さい。

あなたに一番あった特訓方法をアドバイスします。

やる気があれば、ですけどね。

カナダには英語レベルを相当高く上げてから来ること。

そうでないと、カナダでは日本人まみれの生活を送ることになります。

Got that?

OK, then.

カナダにいらっしゃい！

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