お金にまつわるデジタルデトックス

私たちは、知らず知らずのうちに

キャッシュレス決済が絡んだポイント経済圏の中に組み込まれています。行きつけのお店が特定のキャッシュレス決済で２０％ポイント還元されるとわかれば利用し、期限付きのポイントがあればそのポイントを使って買い物をし、海外旅行を夢見て高い年会費を払い航空会社のマイルが早く貯まるカードをつくるといった具合です。

ポイント経済圏の３大NGワードは、

損をする、知らない、利用しない、ではないでしょうか。メールやスマートフォンのプッシュ通知で、お得なキャンペーンを知り、欲しいものがあれば買います。キャンペーンの適用金額以上になるように多く買うことがあります。通販サイトで買い物をする時、あえてカード会社や航空会社のホームページを経由してお目当てのものを買うこともあります。

皆さんは、

キャンペーンを知らなかった、ホームページを寄り道しなかったといって、ポイントやマイルがもらえず損したと感じたことはありませんか？そもそも、知らなかったから、利用しなかったからといって損はしていないのです。必要なものだけを買い物できて、無駄遣いを回避できたからかえって得をすることもあります。本当に必要なものであれば、割引券やポイントがなくても買えばいいのです。

ポイントの管理などで頭が混乱してきたら、

お金のデジタルデトックスをする時期です。スマートフォンを見る時間も少なくなり、目の疲れも減ります。

まずは、損得を抜きにして、

使うポイントを絞ります。私の場合は航空会社のマイルを貯めることを目的にしていますので、マイルにできないポイントはさっさと使い切るか、普段は考えないようにしています。

次に、クレジットカードやQR決済などのアプリも

よく使うものだけに絞ります。クレジットカードが現金払いのポイントカードとして使える場合は、現金払いに絞って使うのもよいでしょう。大量のポイント欲しさにクレジットカードをつくる方がおられますが、あまりお勧めしません。何枚もつくると本当に使いたいカードの利用枠が小さくなってしまいます。年会費がかかるカードを何となくお持ちの場合、年会費の請求時に請求書発行手数料を取られる場合があります。　

お金のデジタルデトックス、皆さんはできておられますか？