運営理念と教室のスタイルの整合性を図る
ちょっと難しく書いてしまいましたが、要するに「運営者としての理念を明確にして、それを教室のカラーにする」ということですね。
これからの時代、何も特徴もカラーもない教室は、淘汰されていく可能性が高いです。
たくさんある教室から、あなたの教室を選んでもらうためには、「選ぶ理由」というものが必要となります。
このために、これからのピアノ教室経営では「先生が抱く教室への思い」をどんどん発信していく必要があります。
ホームページでも、チラシでも、また発表会でのお話にしても、どの場面においても、これからの教室運営についてや、レッスン理念などを積極的に伝えていきましょう。
そうすることで、あなたの理念に「共感」する人やお母様が集まります。
モチベーションを維持すること
生徒募集がうまくいかなかったり、レッスンが思うようにいかないと、どうしてもモチベーションは下がりますよね。
ですが、教室運営で大切なのは、モチベーションの維持です。
開校されたばかりの先生がいらっしゃったら、このようなことを言うのは辛いことかもしれませんが、今の時代ピアノ教室は、開校しても1、2年は厳しい状態が続く、と思って良いでしょう。
大事なのは、ここを乗り越えれるかどうか。
教室運営を軌道に乗せるためには、やはり時間と労力が必要です。そのためにも、絶えず高いモチベーションを持ち続けることです。
そうすることで、
「どうしたら生徒さんがもっと増えるだろう」
「教室運営についての情報をもっと集めよう」
「効果的な宣伝方法を考えてみよう」
という具体的な思考や行動に移ることができます。
こういうアクティブな思考法が、これからの教室運営には必要なものだと私は考えています。
絶えず勉強を怠らない
教室運営に成功している先生は、やはり「学ぶこと」に関して貪欲です。
レッスン法に関するセミナーに参加してみたり、音楽関係の本は必ず目を通したり、ご自分を高めることを非常に重視しています。
先生方のこの姿勢には、私も非常に刺激を受けます。
時代の流れや、子どもたちの変化に対応したレッスンや、教本選び、またより良い教室運営法を模索することは、これからのピアノ講師にはどうしても必要なことです。
その根底にあるのが「学びの姿勢」です。
私も日々、教材研究やレッスン法、またマーケティングや経営について勉強していますが、新しいことを学ぶということは、非常に楽しいです。
教室運営は、大変なことも多いですが、楽しいこともたくさんあります。
また、生徒さんが少しでも良くなってきていることを実感すると、この上ない喜びを感じます。
やはり「何かを良くしたい」と思ったら、まず自分が良くならないことには始まらない、
と自分を戒めています。
そのための努力はやっぱり必要ですよね。
現在、ピアノ教室運営のエッセンスをメールマガジン「成功するピアノ教室」にて執筆中です。
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