介護事業所のBCP作成支援について

こんにちは！介護経営コンサルティング・介護施設紹介「株式会社アースソリューション」の寺崎でございます。

このコラムでも何度も申し上げておりますが、2021年度介護報酬改定の内容が正式に決まり、いよいよ準備も大詰めになっています。

いまだ、解釈通知もQ&Aも発出されてはいませんが、さしあたり報酬額は確定しましたので、4月に向けてご利用者様に通知する準備はできます。

弊社でもクライアント様に対して、ご支援させていただくことになります。

かなり大変な作業になりますが、頑張って対応いたします。

今回の改定の大きなポイントの一つに、「BCP対策の義務付け」があります。

3年以内に、全事業所がもれなく作成し、研修・周知・シミュレーションまで行わなくてはならなくなります。

先日国会でも、このことについて触れられていたようですが、厚生労働省としてはこのBCP策定に関して全面支援をするとのことです。

研修も充実させ、ひな形も公表し、各地で研修会も行うようです。

BCPは、災害の多い日本ではもはや必須になります。

特に新型コロナウイルス感染症対策の観点からも、いざというときに自然と身体が動く位にイメージを持っておくことで、有事の際に慌てずに対応することが可能となります。

もっとも、完璧に対応できるものではありません。災害はいつ起こるかわかりませんし、大震災級の災害であればいくら対策をしても、対応できない部分も当然あります。

しかしそれでも、やらないわけにはいきません。

一番大事なのは、「意識」を全員が持ち、情報を共有することかと思います。

4月以降、動きが活発になることでしょう。

しっかり情報を集めた上で、抜かりなく対応をしていかなくてはなりません。