工事進行中集合住宅 SK2-Project
1階のコンクリート打設が完了
梁・スラブのサポは4週強度の確認まで存置だが、壁の型枠は解体。
コンクリートの打放し仕上があらわになってきました。
パネル目地やPコンが、人の手で作られた物であることを表しつつ
人の手ではコントロールできない、偶発的な風合いで仕上がります。
茶器や焼物に通じる わび・さび の美意識を刺激します。
日本人の多くの人が コンクリート打放し仕上に魅かれる所以だと
私は 思っています。
ただ残念ながら、今回の打放し仕上。あまり上手くいっていない。
もともと
「打放し。」と言いつつも、補修工事はどうしても必要なのですが、
今回は特に、信頼する打放し補修職人 K氏 の出番が増えそうだ。
補修工事の職人芸も含めて、打放し仕上 の表現だとご認識のほど。
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このコラムの執筆専門家
- 岩間 隆司
- (東京都 / 建築家)
- 株式会社ソキウス 代表取締役
スマートに シンプルに 住う。 都市型住宅・集合住宅
都市の厳しい条件のもとでも、住宅や集合住宅を実現させてきました。住宅計画における制約は、生活空間に個性が生まれる、ひとつの契機として、ポジティブにとらえております。
03-5735-9700
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