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早稲田大学芸術学校の
一年生の設計製図の授業の最終講評会に
招待していただきました。
課題の出来栄え
青山の180平米の敷地に、
芸術家のアトリエを併設した住宅を
設計するという課題でしたが、
学生の課題はどれも力作でした。
これまでは教えている学生の課題を講評してきましたが、
今回のように、途中経過をまったく見ていない状態で、
講評するのはとても新鮮な体験でした。
途中のプロセスを知っていると、
どれだけ頑張ったかが評価の基準に
入ってきてしまいますが、
今回は純粋に課題の内容だけで
評価することができました。
何より嬉しかったのは
しかし内容以上に嬉しかったのは、
学生皆が、きちんと誠実に図面を書き、
課題に取り組んでいる様子でした。
講評されている最中も、
先生方の講評に納得しないで、
必死に自分の考えを説明している学生や、
自分の作品が講評されなかったことを、
本心から悔しがっている学生を見て、
彼らがどれだけ本気で取り組んでいるか、
改めて認識させられました。
そして、自分や、事務所のスタッフが、
果たして彼らほど真剣に設計に取り組んでいるのか、
もう一度振り返って、気合を入れなおす、
良いきっかけになりそうです。
頑張った学生・ＴＡ・講師の皆様、一年間本当にお疲れ様でした！
カガミ建築計画 各務謙司
東京都港区白金台3-12-2-303
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