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三年生の卒業設計の講評会がありました。
力作・大作揃いの課題
講師として呼ばれたのではなく、
一観客としてみるのは久しぶりで、
色々と新鮮な発見もありました。
皆、力作・大作揃いで、学生のガッツと''やる気''に、
まず圧倒されました。
じっくり見ると、各個人の建築に対する思い入れや、
考え方が色々な形で反映しており、
三年前に教えた学生達が、ここまで成長したかと思うと、
とても嬉しくも感じました。
不安に思うことは
卒業設計に取り掛かる学生は、
自由にテーマを決める権利を持っています。
・実際に働いてみたい分野の設計に向かって努力する
・学生だからこそチャレンジできる、実験的な課題を作る
・現在の社会や経済に対する不満や、意見を表示する
などのケースがあります。
しかし、昨日の課題を見る限り、卒業設計の意義や、
学生の社会に対する提言があまり強く感じられませんでした。
不況の中、このような世の中だからこそ、
そして学生だからこその課題を見てみたかったのですが…。
とにかく、頑張った学生の皆、三年間本当にお疲れ様でした！
写真は、講評の様子とデザインが目を引いた、
Ｎ君とＭ君の模型です。
カガミ建築計画 各務謙司
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