つまり鉄骨の柱だったり、梁だったりをわざわざ福島で製作しているのです。えっ〜!と思うかもしれませんが、建築ではよくある話なのです。
以前、秋田で家具を製作してもらった事もありますし、大阪の現場なのに徳島で家具製作っていうこともありました。運搬費を入れても、地方の方がコスト的に押さえられるのです。大きい工場も持てますし。
今回はそんな訳で、福島まで新幹線で行ってきました。僕とスタッフの藍澤と構造家と、現場監督とです。
われわれはこのように検査ということを、竣工までに細かいものまで入れると、数十回行います。いろいろな検査がありますが、特に構造の検査は大事な部類になります。なんといっても骨の部分ですからね。
こうしてクオリティーが高められていくのです。
このコラムの執筆専門家

- 納谷 新
- (建築家)
- 納谷建築設計事務所
「Why」を突き詰めると、家の本当の役割が見えてきます
例えば「ここに窓が欲しい」と思う気持ちは、記憶の産物でしかありません。欲しい「why」を突き詰め、家作りで答えを出すのが僕らの仕事です。家への思いを遠慮せず話して下さい。楽しくて新しい家を一緒に作っていきましょう。※僕が納谷兄弟の弟です
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