慣れから来る マナーの忘れ物
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新入社員研修で一生懸命、ビジネスマナーを学ぶ新人たち。
後期研修に伺って、
実際に業務を通して疑問に思うことを質問してください。
感じたことを意見としてあげてください
と、問いかけると、
ほとんどの場合の質問が、
現実と学びに差があることを問われます。
例えば、
電話は、相手が切ってから切ると教わりましたが、ゆっくり切っていると隣の席の先輩に睨まれますが
それでもした方がいいですか?」
とか。
「お客様に伝言をお願いするために架けた電話で、切れる前に、相手が伝言を当事者に伝える声が聞こえてきて、
自分たちもやってるなぁと気づきました」
とか。
マナーって、業務に慣れると、つい、気が緩んでしまって忘れられがちになります。
でも、それはまだまだ、習慣化されていないから起きることです。
マナーって、いちいち、頭で考えて振舞にするもの
というよりは、
無意識に立ち居振る舞いで示すことができるレベル
を、目指してほしいんです。
だから、そもそも、気を緩めて忘れる
レベルは、
訓練が不足しているということなのです。
人と人が協働するこの社会で、
お互いが気持ちよく過ごすための
共通の手順であり、
お互いがお互いを思いやることを示すものです。
マナーの高さ=人格
です。
今日もそんなことを肝に銘じて、お過ごしくださいね。
このコラムの執筆専門家
- 竹内 和美
- (研修講師)
- 株式会社オフィス・ウィズ 代表取締役
実践型研修で、結果が即・行動に現れます
ビジネススキルに不可欠なコミュニケーション力。ますます重要な「聴く力」「話す力」「論理的に考える力」を高める研修はじめ、企業研修の内製化のコンサルティング、人事政策のアドバイスなど、人事に関する総合的なご支援をしています。
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