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2019年5月のソニー銀行金利と今後の見通し

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 銀行の中では数少ない、翌月の適用金利を今月に発表しているソニー銀行ですが、5月の基準金利はまだら模様となりました。


 まず変動金利ですが、これは日銀が「長短金利操作付き量的・質的金融緩和」を継続していることや、日本の短期金融市場が安定しているため横ばいとなりました。変動金利の横ばいは、5月の他行の金利でも同様だと思います。


 なお、ソニー銀行は返済額を5年間一定としその一定の金額の範囲内で、元本、利息の定期的な見直しを行う「5年ルール」や、5年後に返済額を見直す際に前回返済額の125%を上限とする「125%ルール」の不採用により、適用利率が急激に上昇した局面においては返済額が大幅に増える可能性があります。


 ソニー銀行や新生銀行の変動金利を選択する際は、上記の仕組みの適用がないことをよく理解しておくことが必要です。


 一方の固定金利ですが、中心となる基準金利の固定10年は前月比横ばいの1.940%、20年超の最長期間の基準金利は前月比0.021%低下の2.442%となっています。(基準金利から適用金利が定まります)


 ソニー銀行の資金調達時期にあたる、3月下旬から4月上旬にかけては、長期金利がマイナス圏で推移したことが要因と考えられます。


 今後の見通しですが、変動金利は横ばいとして、長期固定金利の指標となる長期金利も低位安定の展開となりそうです。


 世界的な景気減速懸念、英のEU離脱を巡る不透明感など、現在は株式を売って債券を購入する流れが続いています。


 これにより、日本の長期金利もマイナス圏で推移しており、長期金利の指標となる10年物だけでなく、20年物や30年物の国債利回りも低下しています。


 4月24~25日に開かれる日銀の金融政策決定会合では、現状維持になると予想されていますが、さらなる追加緩和を望む声も出ています。


 これらの状況から、現行の長期固定金利も当面はこの水準で推移しそうで、5月の他行の長期固定金利は横ばいとなりそうです。

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沼田 順(1級FP技能士、宅地建物取引主任者、住宅ローンアドバイザー)


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