トレーナー教育と守破離の再考 - 各種のヨガ・ピラティスレッスン - 専門家プロファイル

Style Reformer 小林俊夫
Style Reformer 『猫背改善専門スタジオ「きゃっとばっく」』代表
東京都
ピラティスインストラクター

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対象:ヨガ・ピラティス

福島 多香恵
福島 多香恵
(ピラティスインストラクター 社会福祉士)
Style Reformer 小林俊夫
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(ピラティスインストラクター)
福島 多香恵
(ピラティスインストラクター 社会福祉士)
福島 多香恵
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閲覧数順 2024年05月03日更新

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トレーナー教育と守破離の再考

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  こんにちわ

 

金曜日はセッションを行った後に福岡へ移動し

 

imok's Mentorship九州第1期を開催

 

お陰様で東京、大阪に続き、九州開催も満員御礼

 

受講者の皆様と激熱な2日間を過ごしてきました♪

 

 

 

 月曜日に東京へ戻り

 

そのまま研修&ミーティングに参加

 

 

 ここ1年くらい

 

研修や講師業などをする中で

 

一般的に言われている「型」の意味や

 

「守破離」という言葉の意味を再考しています

 

 

 僕は茶道に明るい訳でもありませんので

 

自分が絶対的に正しいとも思いませんし

 

自分なりの解釈にはなりますが

 

少し考えたことについて綴ってみようかなと

 

 

 そもそも「守破離」について考えてみると

 

「規矩作法 守りつくして破るとも 離るるとても 本を忘るな」

 

という千利休の和歌から「守破離」という

 

言葉がきていた様な

 

 

 その意味は

 

「基準や手本(教え)というのは、いつしか打ち破り、離れることも大切だけれど、基本を忘れてはなりませんよ」

 

といった感じでしょうか?

 

 

 

 実際の現場を見ていくと

 

スタッフ育成などにおいて

 

先ずは新人というのは「守」の段階だから

 

「型」を教えようとなったり

 

 

 最近はビジネス系のセミナーなどでも

 

先ずはロールモデルを見付けて

 

その人の「やっている事」を徹底的に真似ようと

 

いう様な教えも多いと思います

 

 

 教えを受ける側は

 

「だって」とか「でも」とか言ってないで

 

謙虚かつ素直に先輩や成功している人の

 

教えを先ずは全面的に受け入れ

 

「型」を身につけること、行動をするということは

 

とても大切だと思います

 

 

 しかし

 

僕らの業界で教えるべき「型」というのは

 

「やり方の型」だけではなく

 

それとセットで「考え方の型」言うなれば

 

考え方の「基本」や「原理原則」を

 

教えることだと思うんですよね

 

 

 実際の現場に目を向けると

 

この「型」や「守破離」という言葉を誤って解釈し

 

「やり方(How to)の型」だけを教えている場合が

 

多い様に感じます

 

 

 例えば

 

フィットネスクラブであれば

 

マシンの使い方や教え方、ストレッチの仕方など

 

台本を読む様に説明の「やり方」や「話し方」を教える

 

それはそれで大切なんだけれど

 

それと一緒に「なんで?」という「背景にある考え」を教えることは

 

もっともっと大切ですよね

 

 

 しかし、その「背景にある考え」は

 

その教える人や組織が「考えた結果」になりますので

 

それ以上に大切なのは

 

自らが「なんで?」を生み出せる様に

 

「僕はこういうことをベースに、こういう優先順位&プロセスで

 

この考えを生み出していますよ」という

 

「考え方の型」を教えることだと思うのです

 

 

 メンターシップでも話していますが

 

人の学びの段階を考えた時に

 

以下の5つの段階があると考えており

 

「知る」→「分かる」→「出来る」→「教えられる」→「教えた人が1人出来る」

 

 

 

 最終の段階に進むためには

 

「なんで?」を自らが考えることが出来る様にする為に

 

何を基準にして、どの様な優先順位とプロセスで考えていくのか?など

 

「考え方の型」を教えることが大切だと思うんですよ

 

 

 「オープンスキル」と「クローズドスキル」ではありませんが

 

相手に関係なく、決まった動作を行うだけなら

 

「やり方の型」だけでも何とかなると思いますが

 

お客様の目的や状態に合わせて

 

提供するサービスを変えたり

 

お客様からのご質問に自らお答え出来る様にする為には

 

「やり方の型」や「背景にある考え方」を教えるだけでなく

 

先ずは基本となる「考え方の型」を教えていかなければ

 

1人で出来る様にはならないんですよね

 

 

 これを行う為には、教える側の人間が

 

「自分が日頃どの様な原理原則、知識や情報を基に

 

どの様に思考をしているのか?」といったことを

 

明文化出来なければ難しい様に思います

 

 

 その為、4日間のimok's Mentorshipでは

 

初めに「4日間一緒に思考しまくりましょう!!」と

 

スタートを切り

 

 

 実際に身体を動かしながら

 

「やり方の型」を体感頂くだけでなく

 

莫大な量の情報と知識を提供しつつ

 

エクササイズやプログラムの背景にある考えを明文化し

 

なぜこの様に考えたのか?という「考え方の型」を

 

共有させて頂いています

 

 

 もちろん

 

4日間だけでは「思考の型」が身に付く訳ではありませんので

 

Facebookのグループページを活用し

 

思考のサポートをし続けていくということが

 

大切だと考えています

 

 

 思考力の高い運動指導者は

 

ITやAIがどれだけ進化しようと

 

それを味方に付け、より高い価値を構築できるので

 

最強ですね♪

 

 


博多に来たら、やっぱり胡麻サバですね♫

 

 

としお

 

 

4月、5月のメンターシップを含めた開催セミナーが新たに決定致しましたので、ご案内させて頂きます。

 

NEW!!

≪姿勢の評価及び姿勢改善アプローチの再考~Bodyworkを活用した効果的な姿勢改善アプローチ~≫

 

日時:4月30日(日)10:00~17:00

 

会場:東京学院ビル(JR水道橋駅 徒歩1分)
   http://www.kaigishitsu.co.jp/company/access.html

 

料金:18,900円(税込)

 

お申込み:https://pro.form-mailer.jp/fms/a0ef41c6118954

 

内容:一般的に「姿勢の評価」と言うと、「上位交差症候群」や「下位交差症候群」、「スウェイバック姿勢」や「フラットバック姿勢」などの様に「形態的な分類」を行い、各姿勢毎に大胸筋が短縮して菱形筋が弱化、股関節屈筋と背部筋が短縮し、腹筋群と股関節伸展筋群が伸張しているなど、「筋の長さ」や「張力」に注目をし、アプローチをすることがほとんどではないでしょうか?

 しかし、「姿勢の評価」を行う際には「形態的」な評価だけではなく、「力学的な観点」からの評価も重要です。

 そして、短縮している筋はストレッチをして、伸張している筋はエクササイズで収縮させるなどの方法で改善を行うことが多いと思いますが、それだけではなかなか姿勢が改善しないクライアントも多いのではないでしょうか?

 ピラティスなどをはじめとするBodyworkは、筋の長さや張力の改善だけではなく、より姿勢を改善する上で根本となる「感覚システム」などへのアプローチに効果的な点が上げられます。

 今回は、上記の様に「姿勢の評価&改善」という点について再考し、パーソナルレッスンやグループレッスンなどにおいて、ピラティスなどをはじめとするBodyworkをより効果的に活用する方法や現場でよく見られるけれど改善するのが難しい「猫背(シンネコゼ)」の改善に関する考え方についても学び、実際に身体を動かしていく6時間です。

 

 

NEW!! 東京第2期 開催決定!!

 

imok's Mentorship ~Bodywork for Movement Development】 

概要:「Bodywork for Movement Development」とは、姿勢改善、機能改善、パフォーマンスアップに特化をした、動きを育てる為のボディワーク。エクササイズの為のエクササイズではなく、カウンセリングと評価に基づき、現在の状態から、クライアントの動因(目的や欲求)を安全に、効果的かつ効率的にサポートする為の方法を学んでいきます。

 

 また、学んだボディワークを「浪費」や「消費」として終わらせるのではなく、費用対効果の高い「投資」に変えて頂ける様、学んだことを生かして独立をしたり、スタジオを構えて経営が出来る様に、ボディワーカーやトレーナー、セラピストとして活躍をする上で必須のビジネス力を向上させる為のレクチャーおよびサポートも行わせて頂きます。

 

 68名の少人数制の為、質問がしやすいだけでなく、実技練習の際に講師が細かくサポートを行わせて頂く為、ご自身が効果を体感して頂けます。また、受講生だけのフェイスブックグループを作成し、講習日以外も気軽に質問をしたり、学びのシェアが行えます。

 

 開催日時2017年5月27日(土)、28日(日)、6月24日(土)、25日(日)09:0018:00(休憩1時間含む) 計32時間

 

カリキュラム8時間×4日間 合計32時間 09:0018:00(休憩1時間含む) 講習対象者:パーソナルトレーナー、アスレティックトレーナー、ストレングス&コンディショニングコーチ、フィットネスインストラクター、ピラティスインストラクター、ヨガインストラクター、医師、理学療法士、作業療法士、鍼師、灸師、あん摩マッサージ指圧師、柔道整復師など ※基礎的な機能解剖が苦手な方は、1か月前までにお申込みくださいます様、宜しくお願い致します。当日までにオススメの書籍の紹介などフォローをさせて頂きます。

 

受講料: 「スタンダードコース」 199,800円(税込)4日間のセミナー受講、セミナーテキスト、メールサポート、修了証の発行、再受講を希望の場合 12万円にて再受講が可能。 
 2期生限定価格 169,800円(税込) 「スタンダードコース 分割払い」105,000円×2回 合計210,000円(税込)内容はスタンダードコースと同様  お申込み:https://pro.form-mailer.jp/fms/1d68b45c118931

 

≪Body Work for Movement Development概論≫・ボディワークの歴史と変遷Body Work for Movement Developmentとは・トレーニングシステムとボディワーク・共通理解を創る為の用語解説・パフォーマンスアップの為の戦略など  ≪ボディワーカーに必要な機能解剖学&運動生理学≫・機能解剖学とボディワーク・運動単位とサイズの原理、Length Tension Relationship ・筋紡錘とゴルジ腱および反射とは・呼吸および循環の生理学・感覚システムに関わる生理学・低閾値と高閾値&ソフトコアとハードコアに関する生理学など ≪ボディワーカーに必要なバイオメカニクス≫ボディワーカーに必要なバイオメカニクスの基礎知識・支持基底面、COMCOGCOPとは・ニュートンの法則・姿勢の戦略、動的安定化の戦略・上行性生運動連鎖と下行性運動連鎖・バイオメカニクスの考え方を活用した姿勢と動きの見方・力の出力と方向から考えるエクササイズの考え方など  ≪ボディワークにおけるカウンセリング及びアセスメント≫・カウンセリングとアセスメント 概論・モチベーションとは・カウンセリングに必要な考え方および技術・カウンセリングと感覚システム・スクリーン、テスト、アセスメントとは・姿勢の評価、動きの評価TEDJMDSMCDの見分け方・アセスメントトライアングルを用いた評価法・カウンセリングおよびアセスメントの実践など  ボディワークにおける呼吸の概念・呼吸に関する機能解剖学および生理学的な観点・様々な呼吸(安静時呼吸と努力性呼吸、シンクロ呼吸とパラドクス呼吸)・呼吸筋およびZOAとリブフレア・オープンシザースシンドロームとアワーグラスドシンドローム・腹腔内圧とコアスタビリティ・姿勢および動作と呼吸の関係性・ボディワークを活用した呼吸改善法など コレクティブエクササイズ&ムーブメントプレパレーションとボディワーク≫ ・コレクティブエクササイズとは・コレクティブエクササイズの戦略・モビリティエクササイズとは・モーターコントロールエクササイズとは・ボディワークを活用したコレクティブエクササイズの実践・ムーブメントプレパレーションとボディワークなど  発達運動学を活用した有機的な連続体としての修正-応用≫・修正&応用の広義的、狭義的な考え方33軸とエクササイズ・ムーブメントパターンとエクササイズ・修正と応用の実践・発達運動学とポジショニングなど 運動学習とコーチング≫・明示的学習と暗示的学習・キューイングの種類と感覚器・フィードバックの種類・インターナルキューイングとエクスターナルキューイング・キューイングマトリクスなど ビジネス概論≫・ビジネスとは?・高めるべき4つの価値・パーソナルトレーナー、インストラクター、ボディワーカーのステージ・ビジネスモデルの創り方・ターゲティングとロイヤルカスタマー・新規集客の考え方とやり方・スタジオ開業および経営など  ≪70種類以上のエクササイズの実践及び指導練習≫ 実施エクササイズの例 現場で使うことの多いエクササイズを、徹底的に「なぜ?」「なんで?」を掘り下げながら行っていきます。 以下はあくまで例となりますが、4日間でこれより多くの種類のエクササイズを行っていきます。 ・呼吸エクササイズ・インクリネイション・サービカルエロンゲーション・3MPDNFエクササイズ4.5MP→ローオブリーク・ロールアップロールダウン・ローリング(FE・スワンOnエルボー、Onハンド・パピー・ローオブリークツイスト・ローオブリークFAAD・ローオブリークFAAB・ローオブリークAFIR・ローオブリークAFIRリフト4スタンスストレッチ・マルチロッキング4スタンスエアプレーン・クローリング・プッシュアップバリエーション3ディメンショナルスパインストレッチ・シンボックス・クラブ ダイアゴナルタッチ・クラブ・ハーフニーリングフロンタルヒップムーブ・ハーフニーリングカーフレイズ・ニーリングヒップヒンジ・ニーリングステップRDL・スクワット各種・シングルレッグEX・ランジ各種・ランニングカーフレイズMore お申込み:https://pro.form-mailer.jp/fms/1d68b45c118931

 

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