任意売却物件は競売の一歩手前の段階で債権者の意向が強く働く売却です。債務者の意志はあるにしても価格面に関しては抵当権等を外すのにどれだけ貸し倒れを積んでどれだけ損を出すかという銀行の政策的な考えが色濃くでます。よって、銀行が抵当権を外せる価格以上であれば売却出来るという意味で通常よりも安く、競争が少なく売買が可能な物件です。
実際自己資金を3割から5割、場合によっては全額キャッシュで叩き売り状態で任意売却物件を買われている方も出て来ております。自己資金の投下を惜しんで時間を費やすよりはより効果的かと思います。ローンの基準が緩んでフルローンなどがまた2,3年後には出る様になるかもしれませんがその頃には既に自己資金分は回収という状態になっているのではないでしょうか?物件をレバレッジを掛けてフルローンで買って毎年物件を増やして行くという投資モデルは既に破たんしていますので…現状に合わせて戦略を練り直した方が良いと思います。http://www.minato-am.com/
このコラムの執筆専門家
- 向井 啓和
- (東京都 / 不動産業)
- みなとアセットマネジメント株式会社
みなとアセットマネジメントの向井啓和 不動産投資のプロ
東京圏の資産価値が下がりにくい高収益物件の一棟買いなら弊社にお任せください。資金計画から損害保険まで一貫した不動産投資アドバイスを行います。また、金融機関出身の向井啓和の経験を活かし銀行からの投資用ローン融資提供します。フルローン相談
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