- 藍原 節文
- 株式会社ファースト・シンボリー 代表取締役
- 経営コンサルタント
対象:経営コンサルティング
- 戸村 智憲
- (経営コンサルタント ジャーナリスト 講師)
- 荒井 信雄
- (起業コンサルタント)
目に飛び込んできた情報がこれ。
帝国データバンクが発表した10月の企業倒産件数が1,231件となり、
集計基準を改めた2005年4月以降で最多となった
という記事。
1月からの累計でいった場合、既に10,000件を超えているという
情報もありました。
■■ここで考えること■■
いかにこの不況と言われる経済社会の中で、強く、長く会社として
生き残っていくことができるのか。
おそらくこの部分での明確な回答があれば、これだけの企業が倒産
することは無いでしょうし、早めの対応ができたはずです。
しかし、現実問題、私の周りの企業様でも民事再生を適用している
企業様をお見受けします。
必要なものはいろいろあると思いますが、私は以下のものが今後
最重要視されていくのではないかと思います。
■ストック売上・利益とフロー売上・利益のバランスを整える
(毎月定期的に計上されるストック部分と毎月新たに計上
できるフロー部分のトータルでのバランスが必要。どちら
かが異常に多くなりすぎると、何かあった際に、一気に厳
しい状況に追い込まれる)
■短期的な視点と長期的な視点で常に経営を考える
■会社としてブレない軸をしっかりと持つ
■現状を相談できるようなパートナー的な存在の人・会社がある
この不況型倒産が多い中で、再度会社経営に対して、私も考え
させられている今日この頃です。