昨今の企業倒産で考えること - 経営戦略・事業ビジョン - 専門家プロファイル

藍原 節文
株式会社ファースト・シンボリー 代表取締役
経営コンサルタント

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閲覧数順 2024年11月06日更新

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昨今の企業倒産で考えること

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経営雑学〜私の独り言〜
今日、インターネットや新聞でいろいろと情報収集している際に
目に飛び込んできた情報がこれ。

帝国データバンクが発表した10月の企業倒産件数が1,231件となり、
集計基準を改めた2005年4月以降で最多となった

という記事。

1月からの累計でいった場合、既に10,000件を超えているという
情報もありました。



■■ここで考えること■■

いかにこの不況と言われる経済社会の中で、強く、長く会社として
生き残っていくことができるのか。

おそらくこの部分での明確な回答があれば、これだけの企業が倒産
することは無いでしょうし、早めの対応ができたはずです。

しかし、現実問題、私の周りの企業様でも民事再生を適用している
企業様をお見受けします。


必要なものはいろいろあると思いますが、私は以下のものが今後
最重要視されていくのではないかと思います。


■ストック売上・利益とフロー売上・利益のバランスを整える
 (毎月定期的に計上されるストック部分と毎月新たに計上
  できるフロー部分のトータルでのバランスが必要。どちら
  かが異常に多くなりすぎると、何かあった際に、一気に厳
  しい状況に追い込まれる)

■短期的な視点と長期的な視点で常に経営を考える

■会社としてブレない軸をしっかりと持つ

■現状を相談できるようなパートナー的な存在の人・会社がある


この不況型倒産が多い中で、再度会社経営に対して、私も考え
させられている今日この頃です。