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の続きで、今回は私の臨床の中の分かりやすい例を一つご紹介しましょう。
女性の方で、来院されたきっかけは、肩こり、頭痛と全身の緊張だったのですが、モートン神経腫も辛そうでしたので、合わせて施術をしました。
症状は、足を突いたり、患部を圧迫するとけっこう痛みが出ているようでした。
お医者さんでは、
「これはもう治らないから、痛みと付き合っていくしかない」と言われたれ、半分あきらめている様子でした。
器質的変化で診ていくと、そのような結論に達するのですが、私たちの診かたでは、十分できることはたくさんあります。
実際、一回の施術で、彼女の痛みはなくなり、違和感程度になりました。
施術は、まずアクティベータ療法で、足に関連する神経バランスを整え、ココロとカラダの関係性を心身条件反射療法で、さらに掘り下げて検査していきました。
その症状に深く絡んで出てきたのは、
「潜在意識に抑圧された感情」。
その症状を自覚しだした当時、すごくストレスだったことがあったそうです。
その心の奥にしまい込んだ感情が、実はまだ腑に落ちずに潜在意識に残り、神経系を緊張し続けていたようです。
その抑圧された感情と神経の緊張を切り離していくと、神経腫は無くならなくても、痛みは消失しました。
「カラダは心の鏡」
そのことが、よく分かる症例ではないでしょうか?
山中英司
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このコラムの執筆専門家
- 山中 英司
- (カイロプラクター)
- 陽開カイロプラクティック
「体は心の鏡」 体の解放は、心の解放からはじまります
臨床を通して痛感することは、体は心の鏡のような存在だということ。様々な症状の裏には、もう一人の自分からのメッセージが隠されています。カラダを診るプロフェッショナルとして、クライアントの心とも真剣に向き合うことを信条にしています。
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