- 鈴木 克彦
- 株式会社マクス 代表取締役
- 建築家
対象:住宅設計・構造
次世代パッシブソーラー【そよ風】 施工風景-3
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次世代パッシブソーラー【そよ風】搭載の家
富士市 パッシブソーラー【そよ風】の家
2008-10-31 15:03
写真の通り、システムの下地部分は完成しました。
青いシートは、屋根工事が終わるまでの養生です。
向かって右側が南面の屋根ですが、棟(屋根の一番高い部分)に近い部分の色が違うのがお分かり頂けるでしょうか?
アップした写真も掲載しています。
両サイドが空気層を作るための桧の桟です。
その間にはめ込んであるのが、錆びにくいガルバリウム鋼板製の採熱板と呼ばれる板です。
空気層を通る間に太陽の熱で暖められた空気が、この採熱板の所で、
蛇じゃんけんの様に、
くねくね進みながら…、
また、渦を巻きながら…、
屋根材の鋼鉄板から、さらに熱を得て、今までご紹介してきた集熱チャンバー内に運ばれます。
これがある事によって、屋根面にガラスを載せずにすんでいるのがOMソーラーとの大きな違いの一つです。
施工はまだ続くので、続きも次回ご紹介致します。
尚、今週末の土曜日(H20.11.01)は、このそよ風システムの装置を見学可能です。
まだ機会がむき出しなので、OMソーラーとの違いなども良くお分かり頂けると思います。
構造見学会についてはこちらをご覧下さい。
鈴木克彦 『頑張れ四代目日記』 より
尚、次世代パッシブソーラー【そよ風】システムについては、こちらをご覧下さい。
施工:株式会社マクス