- 辻畑 憲男
- 株式会社FPソリューション
- 東京都
- ファイナンシャルプランナー
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突然のケガや病気で働けなくなったらどうしますか。備えが十分ですか。そんなときの保険が所得補償保険になります。損害保険会社が扱っています。
生命保険会社の扱っている収入保障保険と勘違いしている方が多いのですが、収入保障保険の基本は亡くなったときに毎月保険会社からお金が支払われるものです。それに特約(オプション)をつけることにより三大疾病(五疾病)や障害状態、介護状態などのときに毎月受け取ることも出来る保険です。それに対して所得補償保険はケガや病気で働けなくなったときに月々の生活を支える保険になります。
所得補償保険は自宅療養でも給付がでて給付の範囲が広くなっています。年齢は5歳刻みで保険料が高くなっていきます。この保険は職業により同じ年齢でも保険料が違ってきます(収入保障保険は職業による保険料の違いはありません)。ケガなどのリスクが高い職種は保険料が高くなります。一般的に加入するときに検討することは下記の通りです。
<加入時検討事項>
保険期間 :一般的に1年。
てん補期間 :給付をもらう期間は一般的に1年、または2年ですが、60歳までの保険
会社もあります。
免責期間 :自己負担の日数は幅広く設定ができます。
給付額 :ケガなどをして働けない状態になる直前12ヶ月の平均月額よりも高い金額は保険料を支払ってももらえません。
<支払いが出来ない場合>
・ご契約者、被保険者、または受取人の故意、重大な過失による障害
・麻薬などの使用による障害
・妊娠などによる障害
・戦争、暴動による障害
・核燃料物質などによる事故による障害
・むち打ちなど医学的他覚所見のないもの
・精神障害(会社の団体保険などで支払われる場合もあります)
このコラムの執筆専門家
- 辻畑 憲男
- (東京都 / ファイナンシャルプランナー)
- 株式会社FPソリューション
住宅と保険。自らの経験を活かしたライフプランをご提案します
「豊かに楽しく暮らす」をテーマに、夢、ライフプランを考えながら、お金のみならず人生全般の応援をしていきたいと考えています。一生に一度の人生です。常に楽しく暮らして行きたいものですね。そんなことを考えながら皆様とお付き合いしていきます。
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