今日は競争の戦い方についてのお話です。
昨日の日本オープンゴルフ最終日の戦いは、見ごたえがありました。
http://www.jga.or.jp/jga/jsp/2008/08-0/top.html
結果的には、片山晋呉選手の完勝でした。
この優勝で片山選手は通算25勝をあげ、永久シード獲得となりました。
2位に入った石川遼選手も見事な戦いぶりでした。これからが楽しみです。
多くの有力選手と同様に、片山選手もドライバーを使用せず、自分の技術力、経験、精神力をフル活用して、勝つための戦略を実行したのでしょう。
普段から、様々な練習方法や生活習慣の工夫を重ねていることで知られている片山選手にとっては、今回のような難易度の高いコースでは、より自分の実力が発揮できたのでしょう。
一方、石川選手は普段通りドライバーをフル活用して、距離のアドバンテージをとることを最優先しました。
「自分のテクニックはまだまだ未熟なので、勝つためにはグリーンに近づくことが重要」という当たり前のことを、実行し続けたことは称賛に値します。
片山、石川両選手に共通していることは、自分の信念を信じ、実行段階でのブレがないということでしょうか。
なんとなく周囲の人と同じことをしている方が楽なのですが、安易な人まねは決してしない。
当然そのためには、自分の過去、現在、未来を冷静に分析し、自分のあるべき姿を踏まえながら、最善の選択をしていると思えるほど考えながら行動しているからこそ、迷いも起こらないのでしょう。
企業が長期的に成長するためには、当り前のことですが、競争に勝つということを最優先することが重要であることは間違いありません。
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このコラムの執筆専門家

- 長谷川 進
- (神奈川県 / 経営コンサルタント)
新規事業成功の鍵は、リスクヘッジを考えた事業戦略策定にあり
日本アイ・ビー・エム在籍時の15年間に多数のITプロジェクトに参画しました。その経験から、「新規事業が失敗する場合の多くは、構想段階に問題がある」と考え、リスクヘッジを根底においた事業戦略の策定、プランニングを行っております。
080-5450-9751
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