天使と悪魔 3 天使の様に裏表がない人の生き辛さ - 恋愛の悩み・問題 - 専門家プロファイル

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閲覧数順 2017年11月18日更新

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天使と悪魔 3 天使の様に裏表がない人の生き辛さ

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恋愛心理 自己受容
一般的に「裏表の無い人」と言うと、善良な良い人と言う好意的に受け取られる事だと思います。

例えば、
アスペルガー症候群
の傾向のある方など、あまり裏表がないように感じます。その場の状況や、人によって態度や言動を変えない傾向があるようです。ある意味「お世辞や、うそがつけない」「場の空気を読むのが苦手」だからです。

ですが、裏表がない事、正直なことが、そのまま「人が良い」と単純に好意的に思われることになるわけではありません。

例えば、アラサーの女性が、小さい子供に「おあばさん」と呼ばれて傷付いたりしていまうことがありますが、それと同じで、こちらに気を使って会話をしてくれないかも知れません。

子供自身が相手の女性を「この人はおばさんだ。」と思ったら、そのまま「おばさん」と呼んでしまうわけで、相手の女性がおばさんと呼ばれたら、少し傷付くだろうとか、自分がその女性から、良い子ね~と思われたくてお世辞で「お姉さん」と呼んだりはしないのです。
思ったままを口にする。

裏表がないわけです。

その場合「子供から見たら、自分はもうおばさんなんだ」と言う、ある種の現実を受け止めなければならないような場面もあるかも知れません。

確かに表裏はないけれど、直球の言葉すぎて、まるで悪意がある様に取れるような言葉を向けられてしまう事もあるかも知れません。

本当は気に食わない事があっても、
表面的にはにこやかにして、
本音は違うのが、裏表があるということなのでしょうが、
思っていることを隠さずに言うと、それが攻撃的に聞こえると言うことが
当たり前にあることでしょう。


新しい服を着て来て、それを見た人が「あら、似合ってるわ」とにこやかに褒めてくれたら嬉しいものですが、「年齢のわりに派手すぎるんじゃない?」なんて言われたらムッとしてしまうものです。

このような場合、そう言った相手が、
厭味があって派手すぎると意見を言ったのか、
悪意も善意もなくただ本当に思ったことを言ったのか、
その判断は難しいかも知れません。


ただ、言われた方は大抵
「なんなのその批判的な態度は!
喧嘩を売ってるの!
嫌な人ね!」
と思っても仕方ないでしょう。


相手の正直な言葉を、こちらがどう受け取るか?
悪意のように受け取るか、
正直な意見と受け取るかは、
「シャーロック」
「ナンバーズ」
の項でも書いてみました。


アスペルガーの人の中には、そんな意味で、本当に正直なだけだけれど、コミュニケーションに支障が出てしまうタイプの人がいるのです。

言葉を変えて言えば、自分が相手に嫌われないように、自分が好かれる様に、自分が有利になるようになるか考えて、言葉や態度を変えるような事が出来ない。

相手の気持ちがわからないから、どう言えば相手が気分が良くなるかわからない。

そんな所があるようです。


しつこく言う様ですが、悪意や嫌みではないのです。

でも言われた方は傷付いてしまったり、
とても腹が立ったりしてしまい、
無駄に精神的エネルギーを消費してしまい、
言われた方が疲弊してしまうことが多いようです。


特に親子関係や恋愛関係や夫婦関係など、深く親密な関係であればある程、そうした溝が深まってしまうのは残念というか、深刻な問題を生じます。


本来「裏表の無い天使」のはずなのに、まるで人を「傷つける悪魔」のようにもなってしまうのです。


親子で言えば、例えば子供が何か工作を作ったとします。
普通はその作品が多少無出来であっても、親は
「良くできたね!がんばったね!お前そういう才能があるんだね!」
と褒めてくれたりするものですが、
もし親がアスペルガーだったりしたら、裏表がないので
「なんなのその変なものは?お前はダメね」
なんて思ったことをそのまま言ってしまう場面も少なくありません。

否定的に言われた子供は深く傷つき、褒められないまま自己否定感をもったまま成長し、生き辛い人生を歩むことになりかねません。

子供にとっては親の言う事は世界のすべてですから、自分はダメだと言われたら、自分はダメなんだと信じるしか無くなってしまうのです。

そうした傷付いて育った子供はアダルト・チルドレン的な性格となってしまうかも知れません。
子供にどのような影響が出るかは
問題のあるレストラン
でも、少し触れて見ました。




夫婦であれば、深刻な夫婦の溝を生んでしまうことでしょう。

アスペルガーの方のパートナーの方が、そうしたことで傷付き心身に支障を来すことを
「カサンドラ症候群」
と呼びますが、コラム
「常識では夫が理解できない!」
で詳しく取り上げているので、そちらを併せてお読み頂ければと思います。



また、アスペルガーの方の中には
「積極奇異型」
と分類されるタイプがあります。「積極奇異型」の特徴として

大変愛情深く、相手の状況や立場や反応はお構いなしに馴れ馴れしく親しげに接してくるのが特徴です。

空気が読めないので、所構わず大声で呼びかけて話しかけてくるので、声をかけられた方は、ちょっと恥ずかしい思いをするかも知れません。

話していると目の前へ顔を近づけて、一方的な勢いの大声で話すので、お付き合いを引いてしまいます。本人に自覚はありません。

 相手への好意の感情が先走ってしまって、このような行動をとってしまいます。

その行動は周囲をびっくりさせてしまいますが、本人は好きだから近いのです。

人と距離を開けたいと思っている人にとっては、その距離の近さに威圧感を感じるかも知れません。

ボディタッチも多いのですが、加減がわからないので、叩かれて痛かったり、他人に触れられる事に抵抗のある潔癖症のような方は、近寄られる事が嫌に思うこともあるでしょう。

おおむね明るい天然キャラとして、しょうがないなぁと思われながらも好意的にコミュニティで受け入れられやすい存在となる場合が多いようです。






よりもっと「人を疑う事を知らない、天使のような存在」の人々もいます。染色体が人と違う
「ダウン症候群」
の方たちです。

特に子供の方。

カウンセリングではあまり直接接する機会はないのですが、近所にもおられていて、挨拶などします。
見も知らない私にも、無邪気に挨拶してくれる姿は、こちらの気持ちも癒されるようです。

親御さんとしては、このまま成長して、私たちがいなくなった時、どうするんだろう?と不安にも思われるようですが、いつまでもピュアで無邪気、純真な子どもの様なダウン症の方たちは、本当に天使の様だと例えられる愛される存在で、可愛らしくて仕方がない永遠の子供ですね。






また、かなり珍しいタイプのようですが、
「ウイリアムズ症候群」
という方たちがおられます。

ウイリアムズ症候群は、まれな遺伝子疾患だそうです。
脳の作りを決める為の遺伝子では無く、
身体の器官や組織に柔軟性を与えるエラスチンというたんぱく質を作る機能が阻害される遺伝子疾患のようです。

「ATARU」
の主人公、ちょこざい君を彷彿とさせるコミュニケーション能力などに障害があるが、一度見た視覚情報を、写真の様に再現出来たり、類稀な記憶力などを発揮する「サバン症候群」に少し似た印象がありますが、
ウイリアムズ症候群は一般的にはあまりまだ知られていない印象がありますし、研究もまだこれからという段階だそうです。

どのような人々なのでしょう?
医学的な発見の元となったのは1961年にニュージーランドの心臓医ウイリアムズが、小児患者の一部に、共通した多くの心臓の欠陥を持つ子供の中に、共通の妖精の様な顔、みな精神遅滞、IQが低いことがあることを見出したことです。
妖精の様な顔の風貌とは

小さくそり返った鼻ふくれた目小さな顎と、それに比較して唇が大きく引き伸ばされた大きな口そして成長しても背が低い

それらは、おとぎ話に出てくる妖精や小人、エルフとそっくりで、昔からの伝説の元となっているのではないかと言われています。


知能低下に比べて言語は比較的良好に発達することが知られており、
人を疑うことを知らず、知らない人にも陽気に多弁に話しかけます。


想像力も豊富で、読み書きは苦手なのですが、自分で作った物語などを豊富なボキャブラリーで表現力豊かに魅力的に語ったりします。

ただ、あまりに社交的なため、見るからに怪しそうな人にも親しげに近づいてしまうため、事件や災難に巻き込まれてしまう事も多いそうです。


また、音楽関係に関して楽器の演奏、ドラムなど複雑なリズム感、歌を歌う時の感情表現など天才的な能力を持っていることが多いそうです。
脳の左半球にある側頭葉にある聴覚野が大きく発達していることがわかりました。

言語の処理と言うのも、
文字を理解するのと、
考えたことを話す能力とは、
使う脳の部分が違うのですね。

そうしたこともあり、海外では言語学者、脳科学者、神経心理学者、遺伝子研究者などさまざまな分野から注目され、研究が進んでいるそうです。
私は、お一人だけ、接する機会がありましたが、その方は、今まで「嫌な経験」や「怖い経験」をしてしまう事が多かったため、非常に人に対して怯えを感じておられるようでした。痛ましい事です。
日本では20,000人に一人の割合で生まれるそうです。


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