- 宮本 陽
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対象:写真撮影
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スマートフォンカメラは、日進月歩、高機能・高性能化、その使われ方も多種多様化してきた。
ただ、プリセットで用意されているデータ破壊系のフィルターやエフェクトについては、もうそろそろ卒業しても良い頃ではないかと感じている。
フィルターやエフェクトは、あり得ない色調やコントラスト、意図的にカラーバランスを崩した加工を施し、その意外性からキャッチ、トラフィックを拡大するための「マーケティング手法」が背景にある。
と認識できる人が少しづつ増えてきた。
実際、フィルター加工をしたデータは二次利用ができないレベルにデータが破壊されていることがが多い。
ショップオーナーが、SNSで大量の「いいね!」を集めた写真だから...パンフレットに使いたい!と、デザイン事務所に持ち込むと...。
とても印刷に耐えないデータであるためオリジナルの提出を求められる。
オフセット印刷においては、激しく階調を失ったデータは「飛んだ・潰れた」に二極化し、使用に耐えるクオリティにはない。
まして、わざわざ色カブリさせたデータは、印刷工程を経て更に色転びを起こし見る者に不快感を与える。
更に、スクエアに抜いたデータはその中から更にトリミングされることになり、解像度不足。
「この画像は使えません。」とフィードバックを叩きつけられることになる。
(続きはOfficial Blogにて)
【Official Blog】「スマホのフィルターはそろそろ卒業」http://and-em.com/blog/index.php?no=r4144
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