妊娠中でも加入できる保険、通常分娩も給付対象となる保険 - 生命保険・医療保険全般 - 専門家プロファイル

釜口 博
BYSプランニング ファイナンシャルプランナー
ファイナンシャルプランナー

注目の専門家コラムランキングRSS

対象:生命保険・医療保険

山下 幸子
山下 幸子
(ファイナンシャルプランナー)
澤田 勉
澤田 勉
(保険アドバイザー)
辻畑 憲男
辻畑 憲男
(ファイナンシャルプランナー)

閲覧数順 2024年04月24日更新

専門家の皆様へ 専門家プロファイルでは、さまざまなジャンルの専門家を募集しています。
出展をご検討の方はお気軽にご請求ください。

妊娠中でも加入できる保険、通常分娩も給付対象となる保険

- good

  1. マネー
  2. 生命保険・医療保険
  3. 生命保険・医療保険全般
生命保険の豆知識 知っておいて下さい。保険のしくみ

1.妊娠中に医療保険に加入すると・・・

一般的には、妊娠27週目までに医療保険に加入しようと思えば、ほとんどの保険会社で子宮などの部位について「特定部位不担保」という条件がつく(28週目以降はほとんどの保険で保険加入はできない)。  

この「特定部位不担保」がついた契約の場合、日本人の4人に1人が受けているといわれる帝王切開の手術に対して、保険金は支払われないのが一般的だ。

ところが、妊娠中でも「特定部位不担保」の条件がつかずに、加入できる保険商品もある。

1.ソニー生命「総合医療保険」

保険料は他の単体医療保険に比べてかなり高いのだが、25週目までの妊娠ならば、部位不担保の条件が付かずに加入できる。

2.エイ・ワン少額短期保険「EVERYONE(エブリワン)」

妊娠中でも何の条件もなく加入できる1年更新型の医療保険。

保険料は年齢軍団別の保険料。

例 25歳~29歳:2,660円/月、30歳~34歳:2,540円/月、35歳~39歳:2,610円/月

3.ABC少額短期保険「ABCおかあさん保険」

妊娠19週までならば、条件が付かずに加入できる。


2.通常分娩では保険金は支払われない。

女性の場合は、妊娠で初めて入院する人も多いが、医療保険は帝王切開や妊娠中毒症などが給付対象で、通常分娩は対象とならない。

ところが、上記で紹介した3の「ABCおかあさん保険」とフローラル共済「女性を育む保険なでしこくらぶ」は、通常分娩でも入院日数に応じた給付金が支払われる。 

 

3.「女性ならでは」に惑わされないことが重要

男性よりも女性の方が「安心」を求める傾向が強く、保険で安心を得ておきたいと考える方が多いように思う。  

だからこそ、保険会社はその感情をうまくついてくる。

保険会社の「女性ならでは」という印象だけに惑わされずに、公的保障などもよく理解した上で、必要性をしっかり判断したい。

このコラムに類似したコラム

新しい緩和型の医療保険が発売されました 植森 宏昌 - ファイナンシャルプランナー(2023/09/18 20:10)

医療保険加入のワンポイント 辻畑 憲男 - ファイナンシャルプランナー(2022/07/03 15:06)

先進医療はずっとそのままではない~多焦点レンズ~ 上津原 章 - ファイナンシャルプランナー(2020/01/31 20:21)

生命保険の入り方 大村 貴信 - ファイナンシャルプランナー(2020/01/18 14:56)

生命保険は必要ない? 大村 貴信 - ファイナンシャルプランナー(2020/01/18 14:42)