自分の立場と同様に、相手の立場(御分)も大切にする、
ここに、礼儀作法・マナーの基本的な考え方があります。
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【明治人の作法】 横山験也 著
『 その昔、武士の時代の日本人は、相手のことを「御分(ごぶん)」と呼んでいました。
「自分」同様に他人にも「分(ぶん)」(立場や役割)があることを、言葉が示していたのです。』
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相手を 「御分」 と考える。
それによって自分の言葉や振る舞い、行動は大きく変わってくるように思う。
現代は、 「御分」という言葉は、使われていないし、知らない方も多いですよね。
しかし、
『御分』 という言葉の奥にある
お互いの「分」を尊重する “こころ” は
ずっと、これからも! 失わないようにして過ごしたいものです。
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