玉川区役所 OF THE DEAD 2 日常に潜む自分が自分でなくなって行く恐怖 - 恋愛の悩み・問題 - 専門家プロファイル

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堀江 健一
堀江 健一
(恋愛恐怖症・心の問題カウンセラー)
ヒロコグレース
(恋愛、婚活、夫婦関係アドバイザー)

閲覧数順 2016年12月10日更新

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玉川区役所 OF THE DEAD 2 日常に潜む自分が自分でなくなって行く恐怖

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恋愛心理 自己受容
ゾンビにまつわるドラマ「玉川区役所 OF THE DEAD」について書いています。
ゾンビ映画のルールとして、大抵ゾンビに襲われて、食われたり噛み付かれた者は、自分もゾンビになってしまうわけですから、そんな自分の意志とは関係なく、自分では無い未知の者、何の意識も持たない、
「ただ人間を襲って食べたいと言う本能だけの存在」
になってしまうかも知れない恐怖があります。
よく冗談で、自分もさっさとゾンビになってしまった方が、逃げ回ったり、食われる心配をしなくて済むから、早く仲間になっちゃえば良い、と言う人もいますよね。そこに何か、リアルな怖さがあるように思います。


世界に蔓延したゾンビウイルスにより、日本でもゾンビが発生する事態が起こっていました。
一瞬、パニック状態になるものの、実はゾンビは思った以上に弱かった。玉川区役所 特別福祉課玉川区役所 特別福祉課に勤める
主人公・赤羽 晋助(あかば しんすけ)演 - 林遣都さん、
立花 凛(たちばな りん)演 - 広瀬アリスさん(ソフトバンクのCMで、若き日の白戸家のお母さん、樋口さん役を演じている広瀬すずさんのお姉さん)
も、住民からの通報で「死なないご遺体」を保護する毎日ですが、二人の間には、ゾンビに対する思いに大きな違いがあり、意見が対立します。

赤羽さんは、ゾンビを「ゾンビは、ゾンビウイルスの特効薬が見つかれば、人間に戻れるかもしれない。だからそれまで大切に保護するべき、まだ人間である存在」と見なしています。

立花さんは「放っておいたら、何の罪も無い人間を襲ってゾンビウイルスを感染させたり、食べてしまう、もはや救いようの無い怪物だから、殺してしまうべき存在」と見なしています。

実は立花さんは、子供のときに、目の前でゾンビに両親が襲われ、子供の立花さんを助けるために犠牲になってしまったのでした。

そんな中、赤羽さんのお姉さん(田畑智子さん)の旦那さんが、ひょんな事情で立ち寄った風俗店でゾンビウイルスに感染してしまい、徐々に人間からゾンビへと変化していく羽目になってしまいます。

赤羽さんは、当然義理のお兄さんという身内の事ですから、何とか助けたいと思い、立花さんは苦悩しつつも「殺すべき」と主張を変えません。

よく映画でもゾンビに襲われ、感染してしまった登場人物が、「まだ人間であるうちに、俺を殺してくれ」というようなシーンが出てきます。

このドラマでは、段々人間ではなくなって行くお兄さんをめぐり、家族のストーリーがユーモラスに進んでいきます。こうした長丁場のお話は、映画ではなく、連続ドラマでなければ描けないものでしょう。
果たしてゾンビ化しつつあるお兄さんは、「元に戻れるかもしれない元人間」として援助してもらえるのでしょうか?
それとも「非人間」として殺処分されてしまうのでしょうか?
ゾンビワクチンの開発は間に合うのか!



ゾンビ映画のキャラクターも時代の変遷と共に変化を遂げて来ているようです。最初の頃は、ゾンビもただ闇雲に人間を食うためだけにノロノロと押し寄せる泥人形の群れでしかありませんでした。
次第に何かしらの面白いキャラ(個性)を持ち、ユーモラスなゾンビが登場するようになったり、
異常に素早い動きをするゾンビが登場したり。

襲われる側も、とにかく襲ってくるゾンビからひたすら逃げ、武器で撃ち殺すだけだったのが、襲われた人間が、ゾンビと化してしまうまでの恐怖が描かれたりと、
物語に深みが増しているようです。


以前は普通の人間であったものが、気付くとまるで違うものになってしまっている。そんなゾンビ的な出来事。日常にもあるかも知れません。


友達だと思っていた人が、実は影では自分の悪口を言っていたのがわかったり、自分を裏切るような言動をしたり。

いつも優しいと思っていたお母さんやお父さんが、お酒を飲むと暴力を奮う様になったり。

恋人同士なはずだったのに、ある日突然、相手が浮気をしている事が発覚してしまう事がありますよね。自分のことを愛してくれていると信じていたのに、突然それが覆されてしまう。
信じていた恋人が、その人のことは全部知っているような気がしていたのに、まるで知らなかった部分が見えて来て、まったく違う人のように目の前に存在する。

問い詰めようものなら逆切れして、そこでも今まで知っていると思っていた人とは違う顔が現れてしまう。
ガラガラと自分が知っていた世界が崩れ去ってしまう瞬間。

あんなにやさしかった彼が、暴言を吐いて、自分を攻め立てるようになったり。実はモラハラ男の本性が垣間見えて来てしまったり。


リストラされたことを期に、真面目だったお父さんの性格が荒れて、以前の優しさが消えていってしまったり。

いつものように、年老いたお母さんやお父さんに、お茶を持っていったら、
「あれ?どなた様でしたかね?」と尋ねられてしまったり。
ちょっと目を離すと外に出て徘徊してしまったり。
実際にはいるはずの無い侵入者が家内にいるような恐怖に怯えるようになったり。

ある日突然、事故や脳溢血で意識不明になり植物人間になってしまって、いっそ死んでしまいたいのにチューブにつながれたまま生きながらえる状態になってしまったり。

半人不随になって、ベットに寝ている事しかできなくなってしまったり。

素直な優しい子供だったはずなのに、ある日を境に家で暴力を奮う様になって、家庭が地獄のように変貌してしまったり。


ほんの好奇心で購入した危険ドラッグに、いつでも止められると思って手を出し、いつのまにか自分では制御できない依存症になってしまったり。
ちゃんと返せると思って、闇金融から借りたお金が、いつの間にか利子だけで雪だるまのように膨れ上がり、家も家族も失ってしまったり。


体調が悪いから病院で検査してもらいたいと思っても、実はガンなのじゃないかと思うと、怖くて病院に行けなかったり。だいたいガンというもの自体「悪性新生物」と呼ばれるくらいですから、自分が得体の知れない「新生物」に、気付かぬうちに乗っ取られて行くわけです。

そしていつか元の人間らしかった頃のあの人に、戻ってくれるんじゃないか?自分でも平和に楽しく暮せていたあの頃に戻れるんじゃないか?と淡い希望をあきらめきれなかったりする。


ゾンビとは、そんな
「平和な日常が、ある日突然、自分が自分でなくなって崩壊する恐怖」
「自分の力ではもうどうにもできない状態にはまり込んでしまう恐怖」
の象徴なのかも知れません。

そしてそんなゾンビ映画を観て、
「あぁこれは作り話なのだから、自分にはそんな事が起きるはずは無いよな。現実の自分とは関係の無い話だよね」
と、どこかで安心したいのかも知れません。




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