地盤の改良 - 住宅設計・構造設計 - 専門家プロファイル

増井 真也
建築部門代表
建築家

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対象:住宅設計・構造

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地盤の改良

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けんちくの現場にて
市川の家の現場では地盤改良に鋼管杭を採用した。住宅の現場では、セメントミルクを地面の中に流し込む柱状改良とこの鋼管杭の工法がよく用いられる。どちらがよいかというのは地盤調査の結果、その支持層の深さや地盤の常態によって決めることになるのだが、通常調査結果が良好な場合ほど安価な柱状改良工法になることが多い。
ちなみに価格としては通常の30坪程度の住宅の場合、柱状改良が60万円〜80万円ほど。
鋼管杭が100万円〜150万円ほどである場合が多いようだ。
この地盤改良というのは土地の地盤の強度によって必要となるものであるので、安い土地であったとしてもあまりに軟弱地盤の場合は結局その分の価格を土地に付加したものが土地の価格となると理解できる。土地の購入前にある程度周辺の地盤状況を調査し、新築時に必要な改良に要する費用を算定しておくことも重要なことだろう。