窓越しの陽射しは力強く
じっと鉢植えを眺めていると、日焼けさえしそう。
そんな朝。
体内に、陽射しをたっぷり吸収しました。
さて、今日は「失敗」から派生した人達術をまとめました。
食品の中の異物混入など、
年明け早々、何かと騒がしいですね。
わたくしも経験があります。
あり得ないものは、数々入っていました。
口紅など、前の人が使った足跡が残っている食器とか。
煮物の火の通し方が、足らなくてゴリゴリしていたりとか。
「あり得ない」というのは、わたくしの感覚なのかもしれない。
それに、
人が手作りしているもの。
まぁ、いろんな事情が重なった失敗もあるし。
何より、周りで食事をしている人を巻き込んで、
心配させたくないし、不快にさせることもない。
だから。
そっと、係の人を呼んで、取り替えていただくことにしています。
係の人の反応は、さまざまです。
周囲の人に気づかれないようにと配慮したわたくしの心をくみ取らず、
大きな声で、ひたすら「申し訳ございません」と、お詫びする人。
ああそうですか~的なあっさりした反応の人。
適切に、こっそりお詫びとともに、今後どうするか?
防止のためのアイデアを伝えてくれるマネジャーもいらっしゃいます。
事後の対策を考えて伝えてくださるマネジャーの方はともかく、
その他の場合も、心の中では、「あちゃ~」とつぶやいているのだろうから、
それでよしで終わっています。
特にそのお店のファンであれば、
今後どうしたらそういった不手際が防げるか?
経験と知識を元に、会計の際、そっとアドバイスをしておきます。
そのお店のファンでなければ、次に足を向けないだけなので、
お節介をすることなく、ごちそうさまでしたと、出てくるようにしています。
失敗は誰にでも、起こりうることです。
例えば。
わたくしが正論だと思うことを声高に唱えたとしても、
それに反対の人は、異論、反論をされることでしょう。
そういう環境に陥ると、
自分は正しいことを言ったけど、
言い方が間違ったのではないか?とか、
そもそも、正しいとはなんだ?と、自分を責め入り、
勝手にそれを失敗と価値づけてしまい、凹むことになるでしょう。
そんな失敗もありますよね。
例えば。
自分はジョークのつもりでも、相手や、周りの人がそれを不快に思うことがあるでしょう。
関与する人が多ければ多いほど、
価値観が多様化するから、
失敗の可能性が増える時代です。
だからこそ。
自分磨きが必要なのです。
多くの人の顔色をうかがう必要はないのかもしれません。
しかし、相手がどう受け止めるか?に
配慮するセンスを磨いておく必要はあるようです。
特に、仕事をする人は、
カスタマーが笑顔で過ごせるかどうか?について、
常に心配りをし、アイデアを練り上げることで、
自分自身に誇りを持てるようでありたいですね。
歳にふさわしい失敗や、
場面において、防ぎようのない偶発的な失敗は、
だれかがカバーしてくれることでしょう。
しかし。
歳に似合わず、ありゃまぁ・・と思うような失敗や、
失敗のあとのフォローが上手くない場合、
周囲から差し伸べられる「愛」も「手」も届きません。
失敗を恐れる必要はないと思いますが、
それだからこそ、自分自身を鍛え上げていく必要があるでしょう。
相手に対する「思いやり」と「創造力」を忘れずに。
今日も一日、良き日でありますように。
このコラムの執筆専門家
- 竹内 和美
- (研修講師)
- 株式会社オフィス・ウィズ 代表取締役
実践型研修で、結果が即・行動に現れます
ビジネススキルに不可欠なコミュニケーション力。ますます重要な「聴く力」「話す力」「論理的に考える力」を高める研修はじめ、企業研修の内製化のコンサルティング、人事政策のアドバイスなど、人事に関する総合的なご支援をしています。
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