【役職があなたの価値を下げている「もったいなさ」】 - 経営戦略・事業ビジョン - 専門家プロファイル

長坂 有浩
アリスカンパニー 代表取締役
東京都
経営コンサルタント

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対象:経営コンサルティング

寺崎 芳紀
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閲覧数順 2024年04月19日更新

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【役職があなたの価値を下げている「もったいなさ」】

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コミュニケーションの達人になるために 言葉
「役職をなくしてみませんか?」

いや、あくまでも「呼び名」の話です。

「役職」や「肩書き」は一見便利です。

「部長、報告があります」
「社長、ちょっと相談があるのですが」

名前を忘れててもコミュニケーションが成り立ちますね(冗談です)。

役職や肩書きは「周囲の人にその人の会社内のポジションを人目で分かってもらう」ためにはすごくいいツールです。
そして、本人にとっては「なんだか偉そうな感じがして」、気分がよくなるツールでもあります。


でも、なんだか「よそよそしい感じがしませんか?」

コミュニケーションは上下関係を意識しすぎるとぎこちないものになります。
フレンドリーさがなくなっていく。
「目上の人に敬意を表す」という点で敬語はとっても大切な言葉遣いだけど、それが行き過ぎるとすごくよそよそしい。「慇懃無礼」という言葉もありますね。

どうも会社の雰囲気が固いとか、
意思疎通がうまくいっていないとか、
みなの元気がないとか、

そんな問題を抱えている会社さん。

役職で呼ぶのをやめてみてはいかがですか。

「長坂社長」も「長坂さん」
「長坂主任」も「長坂さん」
「アルバイト長坂」も「長坂さん」

最初に冗談まじりで言いましたが、そもそも役職で言っても通じるけれど、それって名前じゃない。

100人社長がいる中で「社長っ!」って叫んだら100人が振り向きますね。
それって実は結構失礼かもしれない。

「全員をファーストネーム(下の名前)で呼ぶ」という会社もあります。
そこまでしなくてもいいから、苗字で読んでみましょう。

ちょっとした親近感が沸いてくると思います。

そもそも、上の人が仕事が出来て信頼されていれば、苗字で呼ばれても敬意はもたれている。
だから大丈夫。
全くあなたのことを知らない土地に行って、誰もあなたの役職なんて知らなくても、尊敬される人は尊敬される。


コミュニケーションと雰囲気はすごく密接です。
それはまた次回にお話します。

でも確かなのは、「雰囲気をよくするだけでコミュニケーションは格段に改善される」ということ。

ほんとですよ。