- 長坂 有浩
- アリスカンパニー 代表取締役
- 東京都
- 経営コンサルタント
対象:経営コンサルティング
- 戸村 智憲
- (経営コンサルタント ジャーナリスト 講師)
- 荒井 信雄
- (起業コンサルタント)
なんだか今ひとつ打ちとけられない。
なんだか距離感が縮まらない気がする。
仕事は何とか問題なくやっているけれど、「もう一歩」踏み出すことができない。
本当はもっといい形で進んでもいいのに。
そんな皆さんに「秘策」です。
それは
「へりくだり」、「相手を持ち上げる」こと。
それだけ?
それだけです。
具体例です。
1.部下に仕事を頼みたいとき
×「これちょっとやっておいて」
○「いろいろお願いしておいて申し訳ないんだけど、これもお願いできるかな。△△君が一番うまくできると思うんだ」
2.上司に教えてもらいたいとき
×「◇◇がよく分からないんです。教えてください」
○「いろいろ考えてみたんですが、どうしても◇◇がうまくできないんです。これは△△さんが得意だと思うのですが、お力になってもらえないでしょうか?忙しいところすみません。」
3.お客様に意見を聞きたいとき
×「□□ってどう思いますか?」
○「お忙しいところ本当に恐縮なのですが、□□について教えてくださいませんか。□□については△△さんが非常にお強いと思うので」
共通項は三つ。
ひとつは、「自分が分からない(出来ない)」と認めること
ふたつは、相手が時間を割くことに対して恐縮と感謝の気持ちを伝えること
そしてみっつは、
相手が自分よりも優れていることを伝えること
自分を下げて相手を持ち上げる。
人は常にいろんなことを比較しています。常に自分が優れているところを探したい。
卑屈になることは全くないけれど、ちょっと自分を「下げる」だけでも相手は気持ちよくなります。相手に対する感謝の気持を伝えるだけでも不思議と自分がちょっと「下がる」。
「お客様ならともかく、何故部下に対しても下がらなきゃならないんだ」
と思うかもしれません。
大丈夫。
そこで下げたからといってあなたの価値が下がることはありません。
仕事さえしっかりしていれば。