- 黒木 昭洋
- コーチ
- BCS認定プロフェッショナルビジネスコーチ
対象:コーチング
会社内でリーダーやマネジャーの方は少なからずメンバーからの不平不満や貴重な意見を受ける立場にあると思います。
その役割大変ですよね。お察しします。
自分も不平不満を言いたいというところをぐっと踏まえ、メンバーにアドバイスする。
なかなかできることではないです。
今回はそんなメンバーと向き合う時のポイントはどんなところにあるのかを考えてみましょう。
メンバーは何故そのようなことを言うのか?
何故だと思いますか?
自分がマネージャーやリーダーになる前のことを考えてみてください。
・会社の戦略や方針が見えない
・メンバーのベクトルがそろっているように見えない
・会社からのサポートをもっときちんと受けたい
など。
いろいろあったと思います。
もう少し深く考えてみましょう。
それでは何故メンバーは、そんな不平不満や意見を持つのでしょうか?
何故だと思いますか?
今後の自分の在り方がどうなっていくのは不安である
自分自身のことを振り返ってみると、この一言に集約されます。
メンバーはこの点が非常に不安なんだろうなと思います。
特に入社3年くらいになると、会社に入り有る程度の仕事も覚え一人でできることも増えてくると思います。
そうすると考えることは、「会社の将来はどうなるのだろうか」「それに対して自分のキャリアを考えたときに、この会社にチャンスがあるのか?」こういうことを考えるようになると思います。
特に優秀であればあるほど「自分のキャリア」を大事にすると思います。
ではそんなメンバーとどう向き合うのが、良いのでしょうか?
いろいろな回答があると思いますが、私はこう考えます。
一人の人間としてきちんと向き合うこと
これが大切だと思います。
これはどういうことか?
それはメンバーが次のステージに行くにあたって、どんなことが幸せかということをメンバーと対話しながら、一緒に答えを出していくことだと思います。
・そもそもメンバー自身がどうありたいか?
・そのあるべき姿になるためには何が必要か?
・その必要なことを会社で用意できるか?獲得できるか?
・獲得できるとするとどんなことか?
これらのことを会社やチームの未来を提示しながら一緒に話す、これがメンバーと向き合うことだと思います。
メンバーといまいち正面から向き合えていないと感じている方、明日から勇気を持って、こんな対話をしてみてはいかがでしょうか?
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