- 松永 隆文
- Qull一級建築士事務所
- 東京都
- 建築家
対象:住宅設計・構造
今日は、設計監理を行う中で、一番重要な「かぶり厚さ」の検査の日。
「かぶり厚さ」とは、鉄筋にコンクリートがかぶさる厚さのことです。
この「かぶり厚さ」が規定通り確保されていないと、コンクリートの中性化による、鉄筋の錆の発生や、基礎のひび割れの原因となります。
型枠が組まれると、かぶり厚さが確認できます。
コンクリートを打設されてしまうと、隠れてしまい、確認が出来ないことになる為、最重要検査箇所として、必ず検査を行ないます。検査合格の通知後でなければ、コンクリートの打設の許可は出しません。
全箇所にスケールを当て、規定通りなのか?をすべてチェックし、不備部はすべて手直しとなります。