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閲覧数順 2017年02月23日更新

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晴天の霹靂 その5 母親への「感謝」と「ほおっておいて欲しい気持ち」と「申し訳ない気持ち」

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恋愛心理 自己受容

前回は、内観療法と言う「人からしてもらった事を思い出し、感謝の念と共に、自分が人から愛されている存在である事 も思い出していただく」療法を紹介しました。


それは身近な人、特に両親の「してくれた事」「してあげた事」「迷惑かけた事」にまつわる記憶を探って行くものですが、ただ、親から虐待を受けていたとか、親が人格的に問題を抱えており、本当に「良い思い出」がない方も中にはおられるでしょうから、そうした方がお受けになられたら、「傷に塩をなでつける」ように、もっと辛い思い出がよみがえってしまうかも知れませんね。

ちなみに私が、母にしてもらったことで、

ありがたいと共に、申し訳なかった

事として印象に強く残っているのは、こんな小学生の時のエピソードです。

まだ小学3年生位の時でしょうか。
当時の地元、武蔵野市の子供達を集めて、たしか長野県あたりの山へ山登りに行くという、泊りがけの企画が夏休みにありました。


両親と3人で参加した私は、その二日目のメインイベントの山登りに挑戦しました。
山登りと言っても小学生のものですから、そう大した山ではありませんでしたが、親御さんにとってはきついので、実際に上るのは子供達だけで、親は麓で待機することになっていました。


出発の時、私は何を思ったのか今ではわかりませんが、山をなめていたのでしょう。
母から「ちゃんと水筒を持って行くように」と言われたにもかかわらず、「別に、荷物になるだけだから、いらないや」と考え、水筒を置いて行ってしまったのです。


そして、山登りは始まり、頂上に着きました。
「ふーっ」と一息入れていると、なぜか母が、真っ赤な顔をして、フーフー言いながら、登って来たではありませんか。


後から水筒を置いて行ってことに気付いた母が、それを持って追いかけて来てくれたのです。


子供の私でも、「僕にはちょっと大変な山くらいだったけど、お母さんにとっては大変しんどい山登りだっただろう」事は想像が出来ましたから、その時は本当にありがたいと共に、面倒をかけて申し訳ない気持ちで一杯になりました。


人への感謝と、迷惑をかけない、という気持ちになるのは、人として良い事でしょう。


ただ、迷惑をかけたことばかりが強く心に残ってしまうと、自分本位に自由に振る舞えなくなってしまうものです。バランスが大切ですね。


女性が最も忌み嫌う男性のタイプとして「マザコン男」がありますが、お母さんの言いなりになってしまう「マザーコンプレックス」と呼ばれるものの心情には、そうした「親への罪悪感」が根源となっている場合もあるようです。



クライアントさんから、自分が大人になったにもかかわらず、

「未だに親が子供扱いしてくるので、本当に腹が立つ。堀江さんの家庭でもそうですか?違うでしょう?」

と聞かれる事があります。いやーウチも同じですよ。



もう40歳近くになるころのある日、一人暮らししていた私は、久しぶりに実家に帰りました。
母ももう全部白髪だし、お婆ちゃんです。


すると母が、「おや、お前の靴、随分汚れているじゃないか?洗っておいてやろうか?」と聞いてきます。


私の、白い布性のスニーカーの事を言っているみたいです。
「いやいや、今度自分で洗うから、さすがにそれはもう良いよ」と言いました。
でも朝、起きてみると洗われてきれいになったスニーカーが、ベランダに干してあります。



これまた何とも言えない「ありがたい」ような「腹が立つ」ような「申し訳ない」ような気持ちになります。


ずっと実家から出ないで大人になった方は、こうした事があった場合、どう思われるのでしょうね。「いつもの事」と思うものなのでしょうか?


自立しようと思っている子供からしたら、「いい加減にして欲しい」「ありがた迷惑」なのではないかと思ってしまいます。


思春期の子供達は、親に「ありがたい」と思いつつ、「もうほっといて欲しい」と思うものですが、それは自立しようとする力が働いているからです。


でもそれに親が気付かないでいると、親の「口出し」や「おせっかい」は自立を妨げようとするブレーキとなってしまうでしょう。


まだ青年期では、こうした相反する色々な感情を、自分では理解することができません。
理解できないし、口にだして気持ちを言う事も出来ないので、ますます心はイライラしてしまうことでしょう。


こうした親への感謝と罪悪感の入り混じった感情の話や、マザコンの話は、また今度詳しく書いてみたいと思います。




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