リフォーム(増改築)費用の目安は? どのくらいの予算が必要? - 既存建築調査・診断 - 専門家プロファイル

酒井 哲
TownFactory一級建築士事務所 代表
東京都
建築家

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対象:リフォーム・増改築

森 幸夫
森 幸夫
(代表)
木下 泰徳
(アップライフデザイナー)

閲覧数順 2024年04月17日更新

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リフォーム(増改築)費用の目安は? どのくらいの予算が必要?

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リフォーム(増改築)したいが費用がどのくらいかかるのか?
どの程度予算組しておけば、理想のリフォームができるのか?
そのような問い合わせが増えています。

以前も「リフォーム(増改築)」か「新築」という話をまとめました。この時は新築との比較という大前提があるので、リフォーム(増改築)の規模を全面リフォーム(スケルトンリフォーム)に絞ることができました。予算組としても、新築の坪単価との比較が可能でしたが、部分リフォームや、限られた予算でリフォームを行いたい場合では、単純に新築との坪単価の比較を行ったても、うまくリフォームの費用をとらえることができません。

リフォームは工事の性格上、定額制にするには無理がありますが、大雑把な見積で、工事がスタートした後に、追加工事がどんどん増えることも避けたいところです。そこでTownFactoryでは、リフォームの規模と部位、目指す性能、更新する設備に予算を分けて考えることで、リフォーム全体の概算費用を設計段階で算段するようにしています。

[リフォームの規模]:全面改修、大規模改修、小規模改修、模様替
[リフォーム後の性能]:耐震、断熱、防火、バリアフリー等
[設備の更新]:キッチン、トイレ、エアコン、換気扇等
[外部の改修]:屋根、外壁、基礎の改修等、内部と縁の切れる部位

[現況の把握]:リフォーム(増改築)の前提
既存家屋の調査を行い、現況を把握することで、補強や修繕が必須な箇所、ゾーン分けの範囲、既存部の再利用の可否を調査。

・残すべきところと、解体撤去すべきところを見極めます。
・状態が良く、既存の部分を残す範囲が多ければ工事費は下がります。
・状態が悪く、修繕する範囲が増えると、工事費は上がります。
・一般的に空き屋の状態が長い住宅は、工事費が上がる傾向にあります。


さて、既にご理解頂いていると思いますが、リフォーム(増改築)で重要なのは、既存の建物状況の把握です。図面のない家では、床面積すら不確定な状況も珍しくありません。建物の状況を把握することができれば、何処をどう直すのがその建物にとって最も効果的か、限られた予算でリフォームを行うためにはどうすればいいのか、自ずと方針が見えて来ます。

TownFactory一級建築士事務所は建物調査においても豊富な実績があります。
まずは、一度ご相談ください。

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