【最幸ビジネスモデル】Yes andにも深さがある。 - 新規事業・事業拡大全般 - 専門家プロファイル

星 寿美
プラウドフォスター株式会社 代表取締役
東京都
経営コンサルタント
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【最幸ビジネスモデル】Yes andにも深さがある。

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 【最幸ビジネスモデル】  2014.8.1 No.0913
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■今日のテーマ
 Yes andにも深さがある。
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私はインプロのYes andという概念が好き。

まずYesで受け入れて、
そこに自分のアイデアを乗せる。

すると、即興のお芝居でも人生でも
楽しく、うまくいく・・・。

そして、
表面だけでYes andをすると
かえって複雑になる、とも感じている。

そのYes andという、
「概念」に捉われてしまうと
本末転倒なことが
起こったりもするのだと感じている。

 それが面白いなぁと観察したり(爆)

理由はふたつあって。

何か共通の目的が在る場合は
その共通の目的に全員がフォーカスして
その目的のために、よりよい意見を出し合い、
個人のこだわりではなく
その目的にとって、一番いいのは?
という視点で話せれば
Yes andが有効に働く。

が、
目的にフォーカスしている人がいたり、
個人のこだわりにフォーカスしている人がいたりと、
フォーカスがバラバラだと、
なんだか、すっごくややこしくなる。

さらに、
目的は同じだと思い込んでいて
掘り下げてみると
表面的な目的は同じだけれど
ある人は、たとえば・・・
集客できれば成功と考えていたり
舞台がうまくいけば成功と考えていたり
など、個々、目的の成果がバラバラだと
これまた、複雑になる。

なので。
一つ共通の目的が在る場合には
その目的をどこまでチューニングできているか?
が大切なのだと思う。

そのチューニングの時に
Yes andは非常に役にたつ。

それぞれの「視点」「立ち位置」が明確になるから。

「あなたは、そんな風に考えているんだね!
 それはなんで?」

「なるほどねー。で、私はこう考えるの。」

「あぁ、立ち位置(視点)が違うからだよね。
 じゃぁ、今回は目的のために
 どっちが優先順位が高いだろう?
 それか、もっとより良いアイデアがあるかな?」

目的をチューニングする、というだけでも
深く掘り下げられて
誤解も減り、
みんなが同じ方向に集中できるようになる。

話を聴いてみると
まず、この目的のチューニングを
ここまで掘り下げてはやっていない。

 また、掘り下げる事自体が
 難しい場合がある。
 個人的なこだわりや、プライドが
 強い場合など・・・。

やらずに
表面でYes andをするので
尊重しあったり、意見を言い合っているだけで
結局は、力の強い人の意見が優先されているだけ
という事態に陥っていたり
もやもやが残り複雑になったりしている。

もう一つの理由は、

「否定する」という概念があるから
Yes andが有効なのだけれども。

そもそも、はじめから
「否定」という概念がなく
全員のベースが愛であることを
知ってさえいれば
なんでもアリのプロセスになる。
何も問題が・・・起こり得ない。

ベースが愛、というと
とてもチンケな言葉になってしまうけれど
結局はそこだなぁと感じる(爆)

意見も視点も違うからこそ面白いし
それらを、なんの概念もなく
ただ活かし合えたら
(それが結果的にYes and。わはは。)
ただ一人一人の存在と存在が
ダンスを踊るように
呼吸をするように・・・
気持ちよく絡み合って
素敵な創造が生まれる。

それが最近、とっても気持ちがいい。

 PS.
 ちなみに、No but、というような「否定」を
 Yes andすると、なんでもOKという事になる。

 この事に限らず、
 何か、一方の側面を主張し、
 それを掘り下げて行くと、その対極もまた
 同じ事、という気付きになる事が多い。
 (例:在ると無いが同じ事、など)
 どちらがいい、などではない、
 そのシンプルな感覚が私は好き。

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■今日のまとめ

 ベースが愛であれば、何も問題が起こりえない。
 この「チンケ」な言葉を、概念としてではなく
 響き合える友達が増えて、とっても幸せ♪
 うれしいーーー!

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