【イライラコミュニケーション】 - 経営戦略・事業ビジョン - 専門家プロファイル

長坂 有浩
アリスカンパニー 代表取締役
東京都
経営コンサルタント

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対象:経営コンサルティング

寺崎 芳紀
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(経営コンサルタント)
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閲覧数順 2024年04月18日更新

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【イライラコミュニケーション】

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コミュニケーションの達人になるために 言葉
コミュニケーションは単なる「言葉の伝達」ではありません。

言葉のキャッチボール。心の通い合い。

相手を慮(おもんばか)りながら、相手の心の中に「すっ」と入っていける言葉や態度を返していく。
それが本当に素敵なコミュニケーション。

逆に言うと、「相手のことを感じられない状態だとコミュニケーションはうまくいかなくなりがち」ということ。

なんだかイライラする時ってあるよね。

朝から気分が悪い。普段だったらなんともないことに腹が立つ。

部下にとって「こんな上司は嫌だ」のベスト3に入るのが
【感情の起伏が激しくて人に当たる】こと。

イライラしている時は周りの人や出来事等「外の物事」が原因のように感じがちだけど、実は違う。


イライラの原因は自分にある。


自分の中で消化しきれないことがイライラに変わる。
自分の中の期待感
達成感
満足感

これらが思うようにいかないときにイライラする。

要は「自分の尺度の中でのギャップに耐えられない」ということ。

それが「外の物事」が更なる刺激を与えてイライラが募り言葉に出る、態度に出る。

でも、そもそも機嫌のいいときだったら全く気にもとめないような言葉や態度や出来事。

相手にとってはなにも変わっていないはず。

変わっているのはあなた自身のこころの状態。

こんなときのコミュニケーションは最悪。
伝わることが伝わらない。通るものが通らない。
相手もすごく嫌だし、そんな自分も嫌になる。

そんなときのコミュニケーションのコツは?

「放っておきましょう」、お互いに。

そんなの無理じゃん!って人のために。

できるだけ面と向かって話をするのをやめましょう。

そんなときこそ、メールを使いましょう。
伝えるほうも、受け取るほうも。

顔を合わせただけでもイライラすることがあるんだから。

その場の対応に比べて、メールのほうが一息つける。
特に相手がイライラしているのが分かるときは、そうしたほうがいい。

イライラしている方がすべきことは。
まずは自分が自分のことでイライラしていることを認めましょう。
そして、
「今日はイライラしているからごめん」
そう伝えましょう。メールでもいいから。一言でいいから。

相手はあなたがイライラしていることが本当に嫌なのではない。
あなたがイライラしていることを隠そうとするのが嫌なんです。
だって対応に困るもの。いい迷惑。

「今日はイライラしているからごめん」

この言葉はきっと、今あなたが伝えることのできる唯一の「こころの言葉」になりますよ。