- 野平 史彦
- 株式会社野平都市建築研究所 代表取締役
- 千葉県
- 建築家
対象:住宅設計・構造
基礎躯体のほぼ全面に架橋ポリエチレン管を150ピッチで布設し、
冬は温水を、夏は冷水を流し、輻射冷暖房とする計画である。
平屋ということもあり、床からの冷熱が人が立った時の高さまで
居住域空調ができればいいとうことである。
暖房のシステムとしては極めて古典的だが、これで冷房ができなかったのは、
冷水を流すと結露してしまうからである。
しかし、今回は冷水と言っても殆ど常温に近い水を流すことで結露域に達することなく輻射冷房を行うものである。
昨年発売されたヒートポンプがその機能を備えており、今までできなかった床冷暖房が日本ではじめて実現することになる、、予定。
但し、これでは除湿ができないので、除湿用のエアコンは入れる予定。
(上の写真は水漏れ確認のためにパイプに注入された不凍液がピンク色をしている)