あなたの夢のスタジオ&マイクロジムを起ち上げよう⑤~スタジオコンセプト②~ - 各種のヨガ・ピラティスレッスン - 専門家プロファイル

Style Reformer 小林俊夫
Style Reformer 『猫背改善専門スタジオ「きゃっとばっく」』代表
東京都
ピラティスインストラクター

注目の専門家コラムランキングRSS

対象:ヨガ・ピラティス

福島 多香恵
福島 多香恵
(ピラティスインストラクター 社会福祉士)
Style Reformer 小林俊夫
Style Reformer 小林俊夫
(ピラティスインストラクター)
福島 多香恵
(ピラティスインストラクター 社会福祉士)
福島 多香恵
(ピラティスインストラクター 社会福祉士)

閲覧数順 2024年04月26日更新

専門家の皆様へ 専門家プロファイルでは、さまざまなジャンルの専門家を募集しています。
出展をご検討の方はお気軽にご請求ください。

あなたの夢のスタジオ&マイクロジムを起ち上げよう⑤~スタジオコンセプト②~

- good

  1. 運動・スポーツ
  2. ヨガ・ピラティス
  3. 各種のヨガ・ピラティスレッスン

 こんばんわ


昨日は、暖かなコメントを誠にありがとうございました!!


皆様のご声援を力に変えて、益々成長していきます♪



 さて、ひっさしぶりになってしまいましたが


「マイクロジム 起ち上げ方」などでの検索が多い事もあり


少しでもお役に立てればと想い、本日は


スタジオ&マイクロジムの起ち上げ方シリーズ5回目です



 1回目はコチラからどうぞ


http://ameblo.jp/mojyao-huntouki/entry-11747133381.html


 2回目はコチラからどうぞ


http://ameblo.jp/mojyao-huntouki/entry-11751311858.html


 3回目はコチラからどうぞ

http://ameblo.jp/mojyao-huntouki/entry-11754725013.html


 4回目はコチラからどうぞ


http://ameblo.jp/mojyao-huntouki/entry-11760456367.html


1回目は 「ミッション」


2回目は 「ビジョン」


3回目は 「バリュー」ときて


4回目は 「スタジオコンセプト①」です



 本日は前回の続きになりますので


前回にあたる4回目を読んでから、お読み頂ければ幸いです



 前回は、「スタジオ全体を貫く基本的な概念」である


スタジオコンセプトの重要性についてお話させて頂き




 この「スタジオコンセプト」が明確に定まり


スタッフ全員と共感および共有が出来ていないと


お客様に上手く価値が伝わらず、選んで頂きにくかったり


価格競争に巻き込まれてしまったり


やることに一貫性がなかったり・・・・・・などなど



 といった所で終わっておりましたので


その続きとなります






 「スタジオコンセプト」を考えることは


おそらく、運動指導者の方々にとっては


そんなに難しい事では無いと想います



 なぜなら、この様な一般的には特殊といわれる職業を


選択されている訳ですし、わざわざリスクをとってまで


スタジオやマイクロジムを起ち上げたい訳ですから



 何かしらの、並々ならぬ「想い」というものが


あると想いますので、それを伝わりやすい形で


文章化をしてあげれば良い訳です



 そして、難しいのはココからです


1つは、この「スタジオコンセプト」を


全てにおいて一貫させること



 以前も、ブログで書かせて頂きましたが


例えば、スタジオコンセプトを


「専門的なトレーナーによるマンツーマンの指導で


 運動初心者でも理想の身体創りが行えるジム」


としたとしましょう



 しかし、広告を出す時に


「〇〇駅最安のジム」


とか広告を出してしまったり・・・・・・・



 スタジオコンセプトと


「独自の売り」が一貫していないですよね



 アンケート調査などを調べて見ると


運動初心者がジムに通わない理由として


「バーベルとかがズラッと並んでいると、それだけでひいちゃう」


なんて言葉があったりするのに


トレーナー目線で、本格的なフリーウェイトの器具を揃え


見学に来たお客様に



 「この○○って器具は、まだ日本に5台しか無いんですよ!!」とか


コンプレッション系のピチピチした


ノースリーブのウェアを着たトレーナーが


大胸筋をピクピクさせながら


誇らしげに語ってしまったり・・・・・・



※ちなみに上記のアンケート調査は、「ガールフレンド(仮)」


 と同じくらい仮のものですし、「橋本環奈」さんも加わっていないので


 「けんさく けんさく~」しないでくださいね




 「お客様を第一に考えた接客で・・・・・・」


とか、スタジオの接客コンセプトにしているのに


ホームページの文章が


「私達は・・・・・・」とか、主語がお客様ではなく


自分達から始まっていたり・・・・・・



「言うは易し 行うは難し」


ではないですが


まあ、一貫させるのは本当に難しいです(汗)




 そして、このスタジオコンセプトが一貫していたとしても


それを一緒に働く仲間が共有していないと


いけないわけですね



 例えば、先ほどの


「お客様を第一に考えた接客」と言っても


人によって解釈の仕方は様々です



 Aさんは、お客様が言った事を叶えるのが


お客様を第一に考えた接客と考えるかもしれないし



 Bさんは、お客様はカラダの専門家では無いから


お客様の言った事を聞くのではなく、私達専門家が


お客様を導くことが、お客様を第一に考えた接客


と考えるかもしれないし



 Cさんは、お客様は自分で考えたくないから


私達を頼って来ているのだから


全部私たちの言うとおりにやらせるのが


お客様を第一に考えた接客


と考えるかもしれませんよね



 そうすると、同じジムやスタジオに通っているのに


来る度に、トレーナーが変わる度に


受けるサービスが違う訳です



同じコンセプトを掲げているのに・・・・・・



 その為、一緒に働く仲間は


具体例を挙げながら、コンセプトに基づいて


実際にどの様に考え、どういった行動をとっていくのか?


といった事を、日々議論したり、シェアしていくことが大切ですよね



 また、皆で学びとなるサービスを体感しに行ったり


同じ時間や空間を共有することも大切だと想います



 そういった事を重ねていく中で


共通の暗黙知が積み重ねられていき


皆の考えが自然と揃いやすくなります



 ただ、そこで終わらずに、より精度を高めると共に


後から入ってきたスタッフにも伝えていける様に


今度はそれを文章化し


マニュアルという名の形式知に変えていく


そういった繰り返しが重要なんですよね



 ぜひ、スタジオやマイクロジムを起ち上げる前に


スタジオコンセプトを明文化し


ミッション、ビジョンとそのコンセプトを何度も眺めながら


全体の一貫性がとれる様に


細部を創り上げてみていって頂けると


良いのではないでしょうか?



 コンセプトが無いスタジオは


嘘を付けないウソップと同じくらい


魅力が無いですからね・・・・・・・




としお

 |  コラム一覧 |