「新しい住まい」をマンションや分譲住宅で検討するケースは、とくに都市部では戸建住宅を新築する計画より実際多いのだと思います。 その場合、立地条件の利便性や環境、居住空間の広さや間取り、日当たりなどを当然検討するのですが、そのことと同時に新しい住まいで暮らすイメージを自分達のライフスタイルと関連づけて身近な事からシュミレーションしてみます。
間取りや水廻りの使い勝手や仕様だけでなく、たとえば何かコレクションしているモノがあって、それらを収納する、飾ることをどこで実現するか? 子供の勉強スペースをリビングの一角につくりたいが可能か? 友人を招待して食事会などできるか?アイロンをかけたり料理のレシピを考える家事コーナーがほしいが・・・など日常プラスアルファなことなども意外に重要だと思います。
そして、これが実現できたら快適と思う事に視点を持ち「新しい住まい」を検討することで、その先に「快適な暮らしのスタイル」が見えてくるのだと思います。 マンションや分譲住宅の出来上がった住空間のなかでも、「家具」や「ブラインド」などで空間を間仕切り新たなスペースをつくることも可能です。
快適な住まいを探すのにも「インテリアから考えること」が大切です。
(写真は一部屋を本棚で間仕切り書斎コーナーをつくった事例です)
●関連コラム 空間を間仕切る方法
●日常をお伝えするブログ 酒井正人DesignDiary
このコラムの執筆専門家
- 酒井 正人
- (東京都 / 建築家)
- サカイデザインネットワーク有限会社 取締役社長
住む人の手が触れる場所から、建物へ、街へと心地良さを拡げたい
設計手法・デザインの発想は「内側から外側へ」・・・建物という器だけをつくるのではなく、私達が暮らす場である生活空間の細部から生活環境全体のデザインを追求し「心地よさ」をご提案しています。
03-6379-4831
「住まいづくりの発想」のコラム
マンションリノベーション無料相談のご案内(2014/08/02 13:08)
マンションリノベーション無料相談のご案内(2014/08/02 13:08)
ラウンジ型住居(2014/03/30 17:03)
ラウンジ型住居(2014/03/30 17:03)
空間の精度(2014/03/10 15:03)