- 吉武 利恵
- リリア株式会社 代表取締役
- 東京都
- 人の印象の専門家
対象:イメージコンサルティング
イメージ・コンサルティングに洋装・和装の着物、礼法など、日本文化に関する内容を盛り込んで参ります。
日本人に合わせたセルフ・ブランディング術をご紹介します。
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日本人のためのハッピー☆イメージ・マネジメント! Vol.28
今回のテーマ「襟を正す」
日本文化・着物礼法研究家 吉武利恵
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あなたは「襟を正す」という言葉を使っていますか?
もしくは、「襟を正す」という言葉を使っている方に最近お会いしましたか?
古代中国から伝わってきた教えで、日本でも使われ続けている言葉です。
ぜひ、今後も残していきたい言葉の一つです。
和装の襟元はとても乱れやすく、襟元を引き締め、身だしなみを整え着こなすのがキモノです。
現代は洋装が一般的です。スーツで言えば、ネクタイの緩みを締め直したりというところでしょうか。
シャツの襟元をきちんとしたければ、ボタンを上まで止めればいいことです。
セクシーさをアピールしたい方は、ボタンを外して胸元を大きく開けて着こなしている方もいます。しかし、これはカジュアルな場面の着こなしで、ビジネスやフォーマルな場面には適しません。
相手に敬意を表す態度が「襟を正す」という行為です。
1. 衣類の乱れを整える
サイズが大き過ぎれるものは乱れやすく、小さ過ぎるものはシワがよります。
ぜひ、サイズの合った洋服を着用してください。
2. 姿勢を正す(座り姿勢の居座りを正す)
背筋を伸ばし、お腹を引込めて、顎を引いてください。
緊張すると肩が上がってしまう場合がありますので、肩の力は抜きましょう。
この2つの行為により、真面目な態度であることを表現することができます。もちろん表情も忘れずに。
「誠実さ」「信頼感」を表す印象演出に欠かせません。
衣服や姿勢を改めることで、相手に対して敬意を表す態度を表現するだけでなく、
自分の心や気持ちを引き締めることができます。
物事に取り組むとき、相手の話を聞くときは、
何をするかの前に「身だしなみ」と「心」を整える「襟を正す」ことからスタートしてみませんか?
・襟を正して話を聞いてくれる相手に、あなたはどんな印象を持ちますか?
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