それって、もしかして冬季うつ? - その他の心と体の不調 - 専門家プロファイル

徐 大兼
アキュラ鍼灸院 院長
東京都
鍼灸師

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対象:心と体の不調

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それって、もしかして冬季うつ?

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みなさま、こんにちは



1月も下旬に差し掛かり、いよいよ冬本番になりましたね!

誰でも、寒い時期には暖かい部屋でゴロゴロしたくなるもの。 けれど、これといった理由もなくやる気が起きない、やたらと眠い、甘いものばかり食べたくなる・・・。

さて、冬季うつは、冬眠モードの様なものなのでしょうか?

「冬季うつ」は、季節性感情障害(SAD)のひとつで、日照時間が短い季節に起こる、うつの様な症状のことで、またうつとの違いは、期間が限られていると言われています。

ではなぜ、冬になると心身に変化が表れるのでしょうか?


まずは、冬の「プチうつ」セルフチェックをしてみましょう!


* 何事にも関心が持てない

* 仕事のパフォーマンスが下がっている

* 集中力が続かない

* 夜、眠りづらかったり、眠気が覚めないなど睡眠のリズムが乱れている

* 炭水化物ばかり食べたくなる

* イライラする時や、不安な時に、甘いものを食べると落ち着く

* 秋口から風邪をひきやすくなり、長引きやすい

* 体重の増減が激しい


などなど.・・・。 これらに心当たりのある方は、もしかすると、それは軽めの冬季うつかもしれません

ではここで、毎年やってくる冬の心身の不調を、上手く乗り切る方法をご紹介してみたいと思います



冬の心身の不調を乗り切るヒント その1 


<2つのキーワード編>


① 「セロトニン」

日照時間が短くなると・・・心のコントロール物質「セロトニン」に影響が。

セロトニンとは、意欲や心の安定を保つ、いわば 情緒を調節する ・ 体温調節 ・ 消化&排便 の働きがあります。ですので、セロトニンが不足すると、ストレスを溜め込みやすくなったり、やる気が低下するといった心のアンバランスを招いてしまうのです。 そして、このセロトニンが合成される条件のひとつに「太陽の光を浴びる」と、あります。 したがって、日照時間が必然的に短くなる秋冬は、結果セロトニンの量も少なくなりがちになってしまいます。


② 「ビタミンD」

太陽ビタミン「ビタミンD」が心の不調に効果的。

他のビタミンに比べると聞く機会が少ないですが、骨の形成 ・ 免疫力のUP ・ がんのリスク低下 ・ うつ症状へのアプローチ も報告されています。


冬の心身の不調を乗り切るヒント その2

<食事編>


太陽光を浴びることで合成される「ビタミンD」ですが、食事でも補うこともできます!魚や鶏卵、海藻類、きのこ類に多く含まれていますので、ぜひ積極的に食したいものですね

日に当てることで、しいたけにもともと含まれるビタミンDがパワーアップした天日干しのしいたけもおすすめです! また、ビタミンDを体の中で合成して、臓器に運ぶのに役立つのが、肉や乳製品といった動物性たんぱく質が含まれた食材。 ビタミンDを貯蔵する筋肉をつくる材料にもなる意味でも、体にとって欠かせない食材です。



冬の心身の不調を乗り切るヒント その3


<「虹色」カラーセラピー編>


太陽光をカラーで取り込みましょう!

冬季うつは、北欧など日照時間が短い国に多いと言われていますね。

そんな北欧で、貴重な太陽光を「色」から取り入れようと考えられたのが、「カラーセラピー」のそもそもの始まりだそうです。 光には色がないように思えるかもしれませんが、光はプリズムという物質を通すと身に見えるようになります。 それが虹の7色。 そして、色ごとに異なる心理的アプローチがあります。


色の効果で1日の行動がスムーズになること請け合いです



* 午前 ~ 出社後 → 赤     ・・・ 行動力、前身、血圧・体温を上げる

              オレンジ ・・・ 実行、活動


* お昼        → 黄 ・・・ 社交性を象徴する黄色はランチタイムにぴったり。

                      ランチバックやハンカチなどを黄色にしてみてはいかがでしょう?


* 午後 ~ 帰宅  → 緑 ・ 青 ・・・ 仕事の疲れが出始める頃。 デスクに身に観葉植物などを置いて

                       頭を休めてみて下さい。 また、青には時間が短く感じる効果が。

                       デスクトップを青にチェンジして、帰宅前に仕事のラストスパート!


* 帰宅後 ~ 就寝 → 藍 ・ 紫 ・・・ 藍 ・ 紫は血圧や体温を下げて、心身共にリラックスモードにしてく

                      れます。 ルームウェアや寝具に取り入れてみましょう!


* “ ピンク ” → 虹の7色には含まれませんが、会社帰りのデートタイムに、優しさや愛情を象徴す

              るピンクを取り入れるのも良いですね。 また、ピンクは子宮の色でもありますので

              女性ホルモンを活性化させるとも言われています。 ぜひ下着や小物などに取り入

              れてみてはいかがでしょうか?

          



と、ここまで様々なアプローチの方法を挙げさせていただきましたが、この寒い冬を楽しく上手に乗り切りながら、健康的で充実したライフワークを送れるようにがんばっていきましょう!



アシスタント鍼灸師 木川