- 清水 康弘
- 株式会社参創ハウテック 代表取締役社長
- 工務店
対象:新築工事・施工
この冬最強の寒波が北極圏から南下しているそうで、今朝はとても寒い朝を迎えました。
教育の森公園の鳩も写真のように群れて寒さを凌いでいるように見えます。
八ヶ岳の「集いの山荘」の外気温は-13.7℃、やはりこの冬一番の寒さで、モニタリングしている床下の温度も8℃を少し下回りました。
まるで北海道の旭川並みですね。
あの周辺は40年ほど前に開発された別荘地が多く、その頃に建てられた家は凍害で傾いたりしている家も結構見かけます。
寒冷地は凍結深度と言って、冬期に地面が凍ってしまうために基礎の深さを予め1m位にしなければいけないというノウハウがあります。
地中は地熱がありますから、ある程度の深さまで掘れば、安定して5℃前後になりますから凍る心配はないのですが、表面の水分が凍結して膨張し、地面を押し上げる力は想像を超える力が働きます。
避暑地として利用する別荘地にある多くの古家は、完全に冬を諦めたように感じます。
もったいないなぁ!