【最幸ビジネスモデル】どこまでも自作自演。 - 新規事業・事業拡大全般 - 専門家プロファイル

星 寿美
プラウドフォスター株式会社 代表取締役
東京都
経営コンサルタント
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【最幸ビジネスモデル】どこまでも自作自演。

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 【最幸ビジネスモデル】  2014.1.10 No.0775
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先日、母との会話。

母があまりにも「ちゃんとしなさい」と繰り返すので
とても無邪気に聞いてみた。

「ちゃんとってなぁに?
 それが具体的に分かれば、できるかも。」

「ちゃんとは、ちゃんとよ!」

「だから、そのちゃんとってどういう事?
 たとえば、を言うとしたらなぁに?」

「そんなの、あなた。
 ちゃんとって言ったら、その・・。
 きちんとするって事よ。」

「きちんと何をしたらいいの?」

「なんで、そんな当たり前のことが分からないの。
 ちゃんときちんとするのよ。」

「そのちゃんときちんとって
 具体的な行動を言うとしたら
 なぁに?」

母はしばらく考えて教えてくれた。

「すべてのことを、きちんとやって、
 たとえば、朝きちんと起きて
 朝ご飯をきちんと作ってたべて
 そういうふうに、ちゃんと全部きちんとやって、
 それで・・・
 自尊心を高く持って
 自分を大切にして生きる事よ。」

おおー、いいこと言うな母!と感じながら
私は答えた。

「あ、それ私の事だー。
 私って、もうちゃんときちんとしてるじゃん。」

近くにいた息子は

「ほんとだー、お母さんのことだ。
 お母さんってテキトーで
 いい加減だと思っていたけど
 ちゃんときちんとしてるんだー」

母は、ふかーーーーーいため息(爆)

私と息子は大笑い。母はため息。

その場面を感じて
問題を作って自作自演なんだと感じた。

なーんにも問題がないところに
問題を作って、悩んで苦労したいのだ。
娘がこんなに幸せに暮らしていてもなお
心配したいのが母心。
深いため息以上の、深い愛を感じた。
そして、母の選択を尊重しようと思った。

どこまでいっても自作自演は
他でもよく感じる。

たとえば、
「学校に行かなくてはならない。」
と思っていたら、
学校に子どもが行かなかったら「問題」

けれど、
「学校は行かなくてもいい」
と思っていたら
子どもが学校に行かなくても
問題そのものが何もない。

問題を解決するのは
そこに問題があるからで、
問題そのものがなければ
何も問題がない。

問題は、

「~しなくてはいけない」
「~ねばならない」

という考えがある時に生まれる。

そもそも「何でもアリ」だったら
問題そのものが存在しない。

他にもいくらでも、
自由に考えて選択できるにも関わらず、
「~ねば」と自ら考えて、
問題を生み出して、
その問題を解決しようと頑張っている。

どこまで言っても自作自演。

習慣とか常識に捉われずに
「私はどうしたいの?」
「私は何が居心地がいいの?」
「何が嬉しいの?」
にフォーカスして
本心でしっくりくる考えをすれば
まぁー大抵の問題は消滅してしまう。

解決ではなくて消滅。

みんながやっているから、とか
世間体とか、比較とか、
そういう世界に住んでいると
その本心も分からなくなって
どれが本心で何が習慣なのか区別がつかなくなって
しまっている場合もある。

それも含めて、全部自分の選択。
どこまでも自作自演。

どうせ自作自演なら
自分が気持ちいいストーリを
作ったらいいと私は感じている。

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■今日のまとめ

 全部自分の選択。
 どこまでも自作自演。

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