住宅における防災といえば、地震や火事に対する備えとして、「家が壊れない」とか「避難がしやすい」など言った行動的安全(アクティブセーフティー)を設計時に考えます。
住宅における防犯となると「対人間」を想定して、住まい手や家財の安全を確保することになり、受動的安全(パッシブセーフティー)を考える必要があります。
先日、横浜で容疑者が逃走した事件がありましたが、もし自分の敷地内に潜んでいたらと思うと怖くて出られなくなりますよね。
セキュリティー会社と契約して防犯することも一つですが、本来は知らない人がその土地に入り込んだら分かってしまうような地域のつながり(挨拶の徹底)が一番だと思います。
設備的に投資できるなら、カメラつきドアホンや駐車場・敷地内を映せるカメラがあれば安心です。
一番シンプルで屋外コンセントに接続すれば可動できる装置なら5千円程度で付けられます。
マスプロ お留守番チェッカー 本体・リモコンセット見張っチャオ! HSRC2-SET/マスプロ
このタイプは動くものを感知するとリモコンに伝えてくれるので、外部の人が入らない場所や通らない向きにセットすると効果があります。
また、3階建て以上の住宅で上階に寝室があり下階に夜間は人が居ない場合なども室内に設置しておくと「まさか」に対応できます。
逃走犯は捕まったとのことで川崎・横浜界隈のかたも気がかりで大変だったと思いますが、キッカケとして何かしら防犯への対策をされることをオススメいたします(^^)
このコラムの執筆専門家

- 齋藤 進一
- (埼玉県 / 建築家)
- やすらぎ介護福祉設計 代表
子育て住宅から高齢者・障がい・車椅子住宅までやすらぎの空間を
医者に外科・内科等があるように、建築士に介護福祉専門家がいてもいいと思いませんか?人生100年時代を迎えた今、子育て住宅から高齢者・障がい・車椅子住宅など終の棲家まで、ライフステージを考えた安心して暮らせる機能的な住まいを一緒に創りましょう
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