こんにちは(^^♪
見えない気もちをビジュアル化する夫婦問題カウンセラー:中西由里です。
【お悩み】
離婚してから年少さんの娘と二人で暮らしています。
離婚が成立するまでの間、私に気もちの余裕がなくて、娘のことを十分にしてやれず、これからは娘との時間を大事にしていこうと思っています。
その娘のことで心配事があるのですが、ひとりごとが多くて心配なのです。
いつから始まったのかわからないのですが、離婚してからのような気がしています。
もしかするとこれまで私が娘に関心を払ってこなかったので気づかなかっただけなのかもしれませんが。
中西さんの悩み事相談の記事に空想で紛らわすことがあると書いてありましたが、娘も離婚の悲しみを空想で紛らわしているのでしょうか?
【お答えします】
娘ちゃんのひとりごとが心配なのですね。
もしかして、離婚が原因ではないかと思われているのですね。
確かに3~5歳くらいのお子さんは、両親の別居や離婚の混乱や悲しみに対処するために空想の世界に浸ることがあります。
その空想というのは、お父さんが一緒に暮らしていないのにも関わらず、この家は三人揃った家庭ですという感じで振舞ったりすることが多いようです。
娘ちゃん、年少さんなんですよね。
3~4歳頃のお子さんは、ひとりごとが多いんですよね。
色々と自分でやりたがる年頃だろうと思いますが、思うようにできない状況では、通常の倍以上もひとりごとを言うというデータもあるそうです。
この年頃の子どもにとって、言葉というのは二つの目的があるんです。
ひとつは、誰かとコミュニケーションをするためのツール。
もうひとつは、頭に浮かんだ考えを表現するためのツールです。
「はじめてのおつかい」っていう番組、ありますよね。
ちょうど娘ちゃんと同じくらいの年の子がおかいものを通じて奮闘する姿を追いかける番組ですよね。
おつかいする子どもたちのおしゃべりは、お店のおばちゃんや近所のおっちゃんに話しかけるコミュニケーションのための言葉だけではないですよね。
道順を確認したり、心細さを吐露したり、自分を奮い立たせるような言葉をつぶやいたりしていませんか?
あれ、大きい子は、あまりやらないんですよね。
あの年頃の子だから、ぶつぶつと可愛いひとりごとを言うんです。
娘ちゃんのひとりごとは、もしかすると年齢的なものもあるかもしれません。
ひとりごとの内容が現実とは違う世界についてでないようであれば、このまま少し様子を見られてもいいように思いますよ。
相談者さまは、娘ちゃんの小さな変化に気づくことが出来るくらい、愛情を持って関心を示されていますよね。
そんな相談者さまですから、もし空想が必要なくらい娘ちゃんが悲しんでいたとしても、その悲しみに寄り添うことが出来るかと思います。
自信を持って子育てなさってください。
もし支えが必要なときには、カウンセリングで心を楽にしてくださいね(^^♪
すべての女性をヒロインに
ふぃ~めぇる・みしま 代表 中西由里 でした。
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