- 井元 雄一
- しあわせ家族の安心カイロプラクティック KCSセンター 院長
- 神奈川県
- WHO基準カイロプラクター 健康科学博士
対象:体の不調・各部の痛み
- 奈良 修次
- (鍼灸師 臨床検査技師)
最近は「腰のカーブが大切」ということを色々な雑誌でも見かけるようになりました。
「腰のカーブがなくなると、腰痛になりやすい」ということも医師も言うようになりました。
私たちカイロプラクターの一部の先生たちは、ずいぶん以前から、人間の骨格の弯曲の重要性については言及してきたし、啓蒙もしてきました。 それが最近になって市民権を得てきたと言えるでしょう。
ところが、腰痛以外にも、腰のカーブがなくなることで色々な症状が起きることが分かっています。
脊柱管狭窄症、椎間板ヘルニア、坐骨神経痛などの腰部の問題は、物理的に見れば腰のカーブがなくなることが発生リスクを高めます。
それ以外にも、たとえば内臓疾患などにも影響を与えると考えられます。
今日は簡単にそのメカニズムをお伝えしたいと思います。
人間というのは2本足動物である以上、他の4本足動物と
背骨を比較してみた時に決定的に違うところがあります。
それは・・・
人間には腰の前彎(腰のカーブ)があり、
4本足動物には腰の前湾が無いということです。
つまり、どういうことかというと、
人間が二本足で立って生活するには腰のカーブが必要不可欠であり、
二足直立歩行をする上で獲得してきたようなものなんです。
もし、この腰のカーブが減少・消失することは2本足動物として
生きていくのにかなりの支障をきたすということなのです。
腰のカーブが減少・消失してしまった場合は、
むしろ退化した四足動物と同等の骨格状態ということになります。
つまり、2本足動物の脊柱バランスではないので、
その状態で二足直立歩行を行い、立って生活していれば、四つ足動物に無理やり立たせて生活させているようなもの。
そうすれば当然ですが、バランスが不安定になり筋力で支えるので、無理がかかったり、
重力により体重を支えている腰部に大きな負担がかかったり、
内臓が機能低下など身体に何らかの不調でてもおかしくはないのです。
もししっかりと腰の前腕カーブがあるということを確認したければ、
病院でレントゲンやMRIなどの画像診断を行うことを考えると思うが、
KCSセンターでのカイロプリントなどでも確認が可能だ。
その場合はX線の被爆侵襲性もないので、子どもでも安心して受けられる。
このコラムの執筆専門家
- 井元 雄一
- (神奈川県 / WHO基準カイロプラクター 健康科学博士)
- しあわせ家族の安心カイロプラクティック KCSセンター 院長
「腰痛」「肩こり」「姿勢矯正」背骨のゆがみはおまかせ下さい!
約5万人17年間の臨床実績から、腰や肩だけでなく「姿勢」全体を改善することで再発しない身体づくりを重視しています。姿勢矯正エクササイズも好評。企業の健康管理や福利厚生、モデルや芸能人の美姿勢もサポート。小中学校での姿勢教育にも協力しています。
「健康せぼね知識」のコラム
「腰痛が治ってはいけない!?」病院の腰痛グループの魔の手・・・(2017/11/03 09:11)
法的な資格制度がない医業類似行為の手技による施術は慎重に【消費者庁】(2017/07/14 23:07)
東京都スポーツ推進企業認定 【 姿勢専科・KCSセンター 】 オリンピックに向けた取り組み(2017/03/06 09:03)
本当に正しい通院頻度(2017/01/06 21:01)
自分で首を鳴らすのは危険です。(2016/11/09 12:11)
このコラムに類似したコラム
腰痛体操『骨盤ゆらゆら体操』 DVD&書籍のお得セット 川井 太郎 - メディカルボディチューナー(2019/08/01 14:40)
腰部脊柱管狭窄症(高齢者に多い腰痛) 川井 太郎 - メディカルボディチューナー(2015/10/27 15:01)
【病院では教えてくれない腰痛の真常識】連載開始!(東京スポーツ新聞) 川井 太郎 - メディカルボディチューナー(2015/10/08 18:27)
腰痛本【腰痛が治るのはどっち?】出版しました! 川井 太郎 - メディカルボディチューナー(2015/07/01 09:24)
NHKカルチャー川越教室で腰痛改善法の講演をします! 川井 太郎 - メディカルボディチューナー(2015/02/26 17:00)