日本の子供への「起業家育成」プログラム

Social Entrepreneurship Program （起業家育成プログラム）第一回目へのMeeting がにぎやかに終了しました。

2014年春、カナダ大草原の小さな町を巻き込んで行うプログラムです。
そのカナダの町で、日本からの１０名の子供たちが主役になります。

2014年から新たなページを刻む元Homestay Program の次なる形です。

ホームステイプログラムなるものを始めて３０年になります。　まだホームステイという言葉が一般的ではなかった時からです。

生徒の親たちにその概念を浸透させるのにも、まず数年かかりました。

その後軌道に乗ったオリジナルホームステイプログラムは規模も大きくなり、毎年２０名余りの生徒を連れて出かける人気のものとなりました。

私が独自に持つ英語圏での人的ネットワークを駆使し、その時の生徒にベストなプランを手作りし、のべ数千人にも上る生徒たちに英語文化を紹介して来ました。

生徒は毎年大喜び、大満足して帰ってきます。　親たちも子供の嬉しい変化に驚き、プログラムの価値を深く認識してくれています。

ところが、この２年ほど、滞在中にふと閃くことがありました。

「何かが違う。」と。

累乗速度で進化している時代の中、すでに、いわゆるホームステイプログラムの時代は終わったと実感しています。

その疑問と閃きから生まれたのが、Social Entrepreneurship Program です。

日本からホームステイに来たお客さんではなく、生徒たち自身が英語圏の町の主役として、深く地元と関わるプログラムです。

表面的な訪問をするわけでもありません。　お仕着せのボランティアをするわけでもありません。

創造力と、Critical Thinking を駆使し、日本から来た子供たちがその町に何を貢献出来るかを考えるプログラムです。

考えるだけで終わるかも知れません。
実行の糸口がみつかるかも知れません。
思わぬアイディアが湧いてくるかもしれません。

時間に追いまくられ、試験の１点差を問題にされ、自由に考えることさえ許されていない日本の子供たちが、広い広い大きな空のもと、地平線を眺めて過ごす中でどんな能力を発揮するか。
大いに期待しています。

その子供たちに寄り添い、助けていくのが私とカナダ人パートナーの大きな役目です。
私たちの大きな羽の下で守りながら、子供たちが本来持っているはずの創造力が大きく羽ばたくのを見届けたいです。

その創造力、Creativity こそが、将来のentrepreneurship につながります。
起業家としての基本的な考え方、プロセスの実地体験につながります。

現在の世界経済を支えているのは北アメリカ発のEntrepreneurshipです。　それを後押しする文化がカナダには深く存在します。

日本の化石のような教育制度の中ではまったく触れるチャンスもないEntrepreneurship がひとりでに理解出来るプログラムが、今回から始める　Social Entrepreneurship Program です。

目的地はCanada, Alberta州。
日本とのビジネスに大きな興味を持っているオイルと天然ガスの州。

今回のプログラム生の中から、将来アルバータ州との強固なネットワークを作る生徒も出そうです。

新たなプログラム第一回目の参加者、１０名のラッキーな生徒たち。
Welcome to the Social Entrepreneurship Program!!

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カナダの小・中・高校の教育課程を基にした指導をしています。
クリティカルシンキングの基本が出来た生徒は「カナダの小さな町での留学・ボランティア」
Super World Club （大澤眞知子、Robert McMillan）