「後ろばかり振り返っていると、前で待っているものに気づかないぞ」
~映画「レミーのおいしいレストラン」より引用~
こんにちは(^^♪
見えない気もちをビジュアル化する夫婦問題カウンセラー:中西由里です。
女性には、結婚と引き換えに何かを諦めてしまうことって、ありますよね。
それはキャリアだったり、自分の時間だったり、人間関係だったり・・・色々です。
結婚は、人生の選択肢のひとつです。
結婚するか、それとも今のままの生活を続けるか、いくつかに枝分かれした道の中から結婚するという道を自分の意思で選んだわけです。
選択の方法には、ふたつあります。
ひとつは、明確な目標があって、それに向かって、希望に満ちた選択をする方法。
夢を実現させるためにワクワク、ドキドキしながらする選択です。
もうひとつは、必要に迫られて選択する方法。
もう他に道がないから、致し方なく選ぶというやり方です。
どちらの方法も、選択肢は複数あるはずなのですが、後者の方は選択肢がひとつしかないような、どうしようもなくギリギリで、絶望的な感じがするかもしれません。
他に道がないという理由から「結婚」という道を選ぶと、自分が犠牲になったような気がしてしまい、そのとき手放したものへの執着が強くなってしまうことがあります。
それを
「もう、どうしようもないから」
ってそのまま放置しておくと、いつしかそれがパートナーへの怒りにすり替わってしまうこともあるんです。
こんなとき、どうしたらいいか・・・
例えば、結婚することでキャリアを諦めたなら
「わたし、本当はお仕事を続けたかったんだよね」
って、まずはその気持ちを認めてしまうことです。
「そんなこと言ったって、あのときはそうするしかなかったんだから」
っていう気持ちがムクムクと湧き上がってきても
「そうだよね。どうしようもなかったんだよね。でも、続けたかったんだよね。誰にも言えなかったけど、辞めたくなかったんだよね。言えなくて、辛かったよね。本気で頑張ってきたんだもの、途中で諦めたくなかったんだよね」
って。
その上で、そのときに諦めてしまったことを紙に書き出してみてください。
どうでしょう?
それは、今のあなたがやりたいことですか?
何年か前、結婚しようと決断したときのあなたがやりたかったことは、今でもやりたいことですか?
今でもやりたいのなら、今の生活の中でも出来る方法を探してみてください。
でも過去に諦めたことと、あなたが今やりたいことが違うなら、過去にやりたかったことは、ひとまず脇に置いといて、今やりたいことが何なのか?それをやるためにはどうしたらいいのかを探してみてくださいね。
すべての女性をヒロインに
ふぃ~めぇる・みしま 代表 中西由里 でした。
このコラムに類似したコラム
愛されたい>愛したい 中西 由里 - 夫婦問題カウンセラー(2013/10/17 17:00)
夫婦問題を親に打ち明けられない人は 中西 由里 - 夫婦問題カウンセラー(2014/12/08 19:38)
やっぱり男は見た目を重視するのか? 中西 由里 - 夫婦問題カウンセラー(2014/07/03 21:10)
姉さん女房の憂鬱 中西 由里 - 夫婦問題カウンセラー(2014/06/10 22:00)
自営業主と結婚するなら、知っておかないとマズイこと 中西 由里 - 夫婦問題カウンセラー(2014/05/20 20:00)