【最幸ビジネスモデル】子どもは何でもお見通し。 - 新規事業・事業拡大全般 - 専門家プロファイル

星 寿美
プラウドフォスター株式会社 代表取締役
東京都
経営コンサルタント
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【最幸ビジネスモデル】子どもは何でもお見通し。

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 【最幸ビジネスモデル】  2013.10.24 No.0726
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昨日の記事
「それが自分」にも関連している事。

私は
その時には気付かずに
子どもに対して
自論をがーっと言ってしまう事がある。

たとえば、

「それって人からコントロールされているじゃない!
 あなたはどうしたいの?
 人に言われるまま、
 めんどくさい事にならないようにと
 立ち回っていたら
 自分がなくなっちゃって
 人からコントロールされる人生になるよ!
 そんなの奴隷だよ!
 あなたは怖い人や力がある人に
 コントロールされて生きていたいの?」

などと・・・。

そういう時、
「そうかー」などと言いながら、
子どもは静かにただ話を聴いている。

そして、時間がたって
私は「はっ!」と気付く。

 あー、さっき子どもに大演説ぶったの
 あれって自分の事じゃんかぁぁぁぁ(恥)

そして、子どもに

「ごめん!あなたに言った内容、
 あれってお母さんの事だったよ。」

すると子どもは

「うん。そうだね。」

と言って笑ってくれる。

あぁ、本当に子どもは何て寛大なんだ!

  もし私だったら、きっと
  「それって自分のことじゃないの?」
  なんて突っ込んじゃう。

実は10年前、子どもを産んだ時。
私の子どもは正規産(10ヶ月お腹にいて)
では日本一小さな赤ちゃんだったために
しばらく保育器に入っていた。

 1日にたった1時間しか面会できず
 抱っこもできず、体中管だらけだし辛かったー。

生まれて数日後、
起きている我が子と対面。

はじめて子どもの瞳を見た時に
私はもう、本当に驚いてしまったのだ。

「あーーー、この子は何でもお見通し。
 もし、私が悲しいのに笑ったり
 外側だけを、どんなに取り繕っても
 全部バレてしまうんだ。」

と全身で感じた。
まさに雷が体を通過した程の驚きだった。

それまで、
周りに合わせて頑張って生きていた私は
子どもの瞳を見た時に

「もう私らしく生きよう」

と決心したのだ。

 この時、決心したけれど
 40年もの習慣はなかなか手強く
 それから10年近くかけて
 やっと今の私まで外側を脱いできている(爆)

これは、私の子どもだけではなく
子どもは誰もがそういう存在。

 それは独身の頃、
 保育士をしていた時に出会った
 のべ500人の子どもたちが教えてくれた事。
 長くなるので、この話は別の記事で。

子どもは本質にとても近い存在なので
本質に敏感だし、
言語化できないだけで
ぜーーーんぶ見抜いている。

 それを大人が無意識でキャッチして怯えから
 子どもの感性を押さえ込んでいる
 という場合もある。

 まったく分からずに
 本当に子どもの為と思って
 押しつけ、押さえ込んでいる場合が多い。

大人は
子どもの純粋な本質に触れて
ピュアな自分と出会い
本当に自分が自分のままで幸せになる
それぞれの道を思い出す事ができる。

自分の観念を子どもに押し付けると
せっかくの本質に蓋をしてしまうことにも
なりかねない。

昨日の記事は、

 人を通じて感情が揺れた時。
 それが自分。

と言う事を表現した。
子どもを通じて、何かしら感情が揺れるから
子どもに対して、言いたくなるので
その事と、今日の記事は関連している。

今日は、
「人に言う事が自分の事」
という事を、
子どもとの普段の会話を通じて表現したい。

特に、
親が子どもに言う事は
子どもには、ほとんど関係なく
(性格も性質も自分とは違うんだから)
全部、親自身の事だと気付くと
子どもに対して深い感謝が溢れる。

子どもが言う事をきかなーーーい!
とイライラするより
子どもに言う事は自分の事と
自分と出会って行く方が
ずっとお互いに幸せな道だと
私は感じている。

子どもは、
私を育てる為に
私の所に来てくれたんだなぁ
と毎日感謝でいっぱい。

他人の子どもでも、まったく同じ。
子どもは大人が本質ではない事を
考えたり行動したりする事に
とても敏感だし
よーーーーく見ているもの。

そして、自分の体を張って
大人から見れば「問題」と思えるような事を通じて、
大人の幸せのためにシグナルを発してくれている。

いつでも、
気付いていないのは大人のほうなのだ。

  この事は以前に書いた
  「問題のある子どもは誰もいない」
  という記事に繋がると思う。

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■今日のまとめ

 子どもは何でもお見通し。うししし。

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