- 藍原 節文
- 株式会社ファースト・シンボリー 代表取締役
- 経営コンサルタント
対象:経営コンサルティング
- 戸村 智憲
- (経営コンサルタント ジャーナリスト 講師)
- 荒井 信雄
- (起業コンサルタント)
その目的と活用方法を明確にしていきます。
今回は、新聞折込チラシによる販売促進に関してです。
最近、このような声をクライアント様から聞くことがあります。
「これまで定期的な新聞折込チラシによる集客活動を実施していましたが、
最近、効果があまり上がらず、来客数、売上がともに減少しています。
今後どのようにしていったらよいでしょうか?」
実際に新聞折込チラシの効果はどうなのでしょうか?
現在、小売店の競争激化、インターネットの一般化、フリーパーパーなど
広告媒体の多様化により、新聞折込チラシによる広告が以前のような効果
を発揮しているのかどうかは疑問に思われる部分がありますが、そんな中
でも、しっかりと効果を発揮している新聞折込広告も存在しています。
実際に成功している新聞折込チラシにはいくつかのポイントがあります。
■新聞折込チラシを入れる目的・目標が明確である
■新聞折込チラシを入れる際の事前マーケティングができている
■他社の新聞折込を研究し、自社のチラシの差別化がなされている
■常に効果測定を実施し、折込エリア・掲載内容・特典を変化させている
■「売り」を強めるチラシと、「認知」を促進するチラシに分類する
新聞折込チラシを入れている企業・店舗の皆様、いかがでしょうか?
毎回、同じようなチラシを入れていませんか?
効果の出る販促物には、常にその理由が存在しています。その理由には
派手さはないものの、綿密に練られた戦略が隠されているのです。
そういった意味で、何の販促を実施するにも、顧客管理の視点が重要になって
くるんです。
本シリーズの次回は新聞折込チラシによる販促の具体的な部分に触れていき
たいと思います。