ローンによる不動産投資4 〜メルマガより〜 - 不動産投資・物件管理全般 - 専門家プロファイル

中村 嘉宏
株式会社イー・エム・ピー 代表取締役
東京都
宅地建物取引主任者

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対象:不動産投資・物件管理

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ローンによる不動産投資4 〜メルマガより〜

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投資全般
【EMPメルマガバックナンバー 2004/5/9号】


「金利も人によって違うの?」って驚かれる方もいらっしゃるかもしれませんが、
金融機関の金利表の数字はあくまで貸出の基準金利です。


実際には一般の方への貸付金利はそれにのっとって行われますが、
中には融資の条件として
「金利は+○%であれば融資可能」ということもあります。


また、別の担保を差出すことによって融資が可能になったりもします。
ここら辺は金融機関との交渉ですね。


投資物件融資の一般的基準としては、債務者属性以外に


1. 物件取得価格の3割の頭金があること
2. 融資金額<担保評価×70~80%(「担保掛目」と言います)
3. 年収+購入不動産からの収益率(空室率20%)からみて、
  返済に無理がないか?
4. 所有物件数(残債にもよりますが複数戸を所有している場合は
審査が厳しくなります)


などが審査対象の目安になります。
もちろん、上記目安に達していなくても、
債務者の属性がよければ融資OKになることもあります。


ただ、上記目安に達してても属性が悪ければ融資が受けられることは稀です。


金融機関によっては、資金使途、融資対象物件の広さ、
債務者および融資対象物件の所在などによって
元々申込を受け付けないことがあります。


そういう場合でも、以前から取引のある銀行
(預金をしてるぐらいでは銀行は「取引先」とは認識していませんよ)
であれば、融資に応じる場合もあります。


金融機関は、万一融資が貸付が焦げ付いたら、
その回収に多大な労力と費用を必要とします。


ですから「貸したお金がちゃんと返ってくるかどうか」を非常に厳しく審査します。


いずれにしても、一般の金融機関の見方も
『その人にとって無理のない借入かどうか』です。




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