新マイファンド・レポート 2013年 8月 運用レポートをホームページに掲載しました。 - お金と資産の運用全般 - 専門家プロファイル

吉野 充巨
オフィスマイエフ・ピー 代表
東京都
ファイナンシャルプランナー

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対象:お金と資産の運用

柴垣 和哉
(ファイナンシャルプランナー)

閲覧数順 2024年04月24日更新

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新マイファンド・レポート 2013年 8月 運用レポートをホームページに掲載しました。

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新マイ ファンドレポート 2013年 8月確報版

★ 8月のマイファンドの投資行動
8月は世界同時株安傾向に引きずられ、-2.59%でした。新興国株式指数に連動するETFは全てマイナスでした。地域別、国別を含めヨーロッパとオーストラリアの2銘柄のみの上昇で、リスク回避が目立つ月でした。
一方外国債券は、為替が円高に触れましたので、こちらも当月はマイナスになっています。

このようなときに抑えとなるのが、国内債券と国内の短期金融商品です。今回のファンドは、個人向け国債や定期預金等を厚めに配分しています。従ってファンドトータルでは-2.59%に抑えられています。

★注目の成果
米国のフレディ―マックは、米政府の優先株の配当未払い決定で、大きく下げています。再度1ドル台に入っています。本年中には債務を返済する見通しが出ていますので、再上場に期待して当面抱えています。
米国と日本のリートはすべて下げました。まだ日本リートのインカムゲインが無い為、成績は不良です。購入の際の基準は配当利回り4.0%としています(コスト含まず)

8月は「ダウの犬」も下げています。前月に比べ4.74%下げています。

★非居住者のため、合法的なコストの安い米国証券口座による、海外からの日本株式への投資や、円と他の通貨への交換。
長期ロングステイヤーに向けた、海外からの投資活動のお役に立てるため、合法的なネット取引の手段として、米国の証券会社を使用したスキームを考え実行しています。

130916非居住者の投資イメージ

そのため、米国のI・B証券に、私の口座を開設しました。当該証券口座は、きわめて安い取引手数料と為替手数料が特徴です。私が使用した時点の、日本から米国口座への送金手数料は800円、円を25,000ドル交換したコストは243円、1件約5,000USドルの取引で、1.0USドルから1.6USドルの範囲でした。とりあえず、ヨーロッパ各国の株価指数に連動するETF、スイス、英国、ドイツ、イタリア、スペイン、カナダとシンガポールの7銘柄を購入いたしました。口座維持管理料が必要です。月間取引手数料$10.0未満の場合$10を引かれます。

ここでの副次効果として、通貨の交換が安くできます。自分名義の銀行口座が、日本以外にある場合、その口座から証券口座への入金が出来、例えば、オーストラリアの銀行から豪ドルで入金し証券口座内でUSドルに交換の上NYSEで株式を購入したり、円に交換したのちに、日本口座への出金が可能です。

130916IB証券為替活用のイメージ

シンガポールでの滞在に必要ななシンガポールドルは、日本で円を証券口座に入金後、シンガポールで銀行口座を作り、その口座にネットで証券口座に指示すれば、シンガポールの銀行で引き出しができます。

事情により2013年6月に大幅なリアロケーションを行いましたので、以前のmyfundレポートとの継続性に欠けています。1999年から続いていたmyfund2013年5月末までの成績は、4週来で0.08%、3ヶ月来8.30%、年初来では15.4%、1年来で26.37%、3年来、16.45%、設定来6.76%で終了しました

★ 2013年6月からスタートしたfundの資産配分とリターン・リスク
今回のfundはREITが入っています。資産配分は国内株式15%、国内債券15%、国内リート10%、外国株式15%、外国債券5%、外国リート10%、短期金融資産30%でする短期金融資産は定期預金、MMF、MRFを含み、資産の比率から一部個人向け国債にも振り向けます。

想定している期待リターンは3.4% リスク(標準偏差)は7.2%です。このR・Rが表す単年度の成果は
通常年の場合(1標準偏差・68%の生起率68%) +10.6%~-3.8%の間に入り、荒れた年の場合(2標準偏差・生起率95%)+17.8%~-11%の間に入ると考えています。リーマンショックの年のような最悪ケースで100万円の投資に対して、11万円の損失が出ることになります。最良のケースでは17.8万円の利益です(コストを除き)
注.上記リターン・リスクは小生が保有するイボットソン・アソシエーション社のFP PoPSで算出しています。
ファンドの詳細は下記にて確認できます・
http://www.officemyfp.com/newmyfundreport201308.html#pagetop

文責
FP学会 会員
ファイナンシャル・プランナー:日本FP協会認定CFP(R)
宅地建物取引主任者
ロングステイ財団登録ロングステイアドバイザー
独立系顧問料制アドバイザー(商品を販売しないアドバイスの専門家)
吉 野 充 巨
独立系顧問料制アドバイザーの紹介
http://profile.allabout.co.jp/w/c-64005/
http://mbp-tokyo.com/officemyfp/column/12298/
http://www.officemyfp.com/komonryouseiadviser.htm

『このコラム又は回答は、投資判断の参考となります情報の提供を目的としたものであり、有価証券の取引その他の取引の勧誘を目的としたものではありません。
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