- 大長 伸吉
- ランガルハウス株式会社 代表取締役 アパート経営アドバイザー
- 東京都
- 不動産投資アドバイザー
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050-3633-5098
「中古ワンルームマンションは、安くて購入しやすい」と一般的に認識されています。
しかし、安定した不動産経営をしたければこの営業トークに惑わされてはいけません。
実は中古マンションには、新築ワンルームマンションよりも大きなリスクとなる注意点があります。
空室リスクです。
その部屋が過去何年も前に、どのような空室率であったのかを知ることは難しいことです。
売主の方もその物件を買ってもらうために、良いことを話す傾向があります。
過去に1年も部屋が埋まらなかった物件を購入してしまうことがあってはいけません。
この空室情報については、次の購入者に伝えられないケースがあります。
空室となるにはいくつかの理由がありますが、典型的な理由として古いものよりも、新しいものが入居者に好まれるからです。
部屋を選ぶ入居者は、オーナー以上に新しいものに対して敏感です。
単に新しいものが良いというだけでなく、住宅設備に関しては日々技術が改善されています。
バス、トイレ、キッチンは改善が良く目につきます。
いまではバスとトイレが別室である間取りは当然であり、バスとトイレが分かれていない間取りは、部屋探しの選択肢から除外されているほどです。
つまり圧倒的に空室率が高くなるということです。
しかし、これを改善するには間取りを変えなければいけません。
これには、相当な費用が掛かります。
したがって、改善ができないまま入居者に部屋を貸さなければならないというリスクが伴います。
その事例として、建物の構造柱がある場合は間取りを変えることが不可能なものもあります。
これはキッチンが小さいから、大きなものに交換したいと思ったときでも、同様に柱や壁の位置によりサイズ変更ができないことが多々あります。
また防犯についても入居者の意識が高くなっています。
玄関のカギや扉、居室の窓など、古いものは防犯能力が低く、対策がされている新しい物件と比べて見劣りします。
古い物件ほど、何らかの改善が必要となるのですがなかなか資金的にも手が回らないものです。
このコラムの執筆専門家
- 大長 伸吉
- (東京都 / 不動産投資アドバイザー)
- ランガルハウス株式会社 代表取締役 アパート経営アドバイザー
小さな事でも気軽に相談できるよう心がけています。
アパート経営では相談が出来ることが少なく、虎の子の自己資金を使い、住宅ローン以上の融資を負い、不安が多いものです。小さな心配事を一つ一つ解決することが大事で、何事も気軽に確認し、入居者が快適に生活できるアパート経営を目指します。
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